この酒に高速一瞬!カーツさとうのツマミ教室
十三発目『後のこたぁ~心配ゼロ!!超越簡単『インスタント蒸し豚』
偶然買って呑んだんだけど、これはウマイわ。『キリン 上々 焼酎ソーダ』!
↑『キリン 上々 焼酎ソーダ/350ml』。近所のスーパーで163円でした。それにしても、このお酒のボトルや缶の写真を、人様にどうにかお見せできるように撮影するだけの為に、毎回約1時間かかっております。
焼酎ソーダってくらいですから、はしょってっていえば『酎ハイ』。なんですが、普通の酎ハイと違うところがある。普通、酎ハイといえば使われてる焼酎は甲類。それと、売ってる缶のサワーだと、焼酎じゃなくてウォッカを使ってるのも商品も多い。
そんな中、この『キリン 上々 焼酎ソーダ』は甲類焼酎に、乙種の本格麦焼酎を混ぜているらしい。缶の表記でも“本格麦焼酎一部使用”って書いてあるくらいなんいで、本当に“一部”、少量を混ぜてあるんでしょうが、その割合が調度いい。無闇に本格本格してなくて、ほのか香る麦の風味。
酎ハイってのは、そのくらいが一番イイ。
それに、ちょっとした甘みと塩分がアクセントに入っていて、いや~呑める! 呑めるし、ツマミも美味く感じる。そしてこのタイプのお酒ならば、どんなツマミでも合う。
そこで!! 今回はついにこの連載初の『肉系』にツマミを紹介する。とはいってもウルトラスーパー簡単。簡単レベルでいえば、連載史上でもトップクラス。洗い物も食べる食器だけで済みます。
プラス! 今回声を大にしていいたい簡単ポイントがある。
調味料は当然使うんですが、調味料はどうやって計ればいい? だとか、余った調味料をどうすればいい? だとか、料理をしない人が、初めて料理をした時に必ず直面する問題がある。
「大さじってなんだよ?」
とか、
「砂糖を買ってきたけど、使わなかった部分が大量にあまったよ」
とかですよ。しかし、今回の料理は、そういう面倒を問題から完全に解放された調理法を開発!
料理研究家だなんだ名乗ってる皆様は、今までそういう所には目をつむってきたが、この連載はそこにのみもっとも目を向けているのだ。自画自賛は以上だ。
そんな料理が、命名もシンプルな『インスタント蒸し豚』。
材料
↑○豚挽き肉/200グラム前後(この豚肉の重量に関しては後で説明します)
○生味噌タイプのインスタント味噌汁/2袋(油揚げとか豆腐とかあさりとかいろんな種類がありますが、なんでもいい。フリーズドライのタイプはNGです)
○コーヒーとか紅茶用に売ってるスティック状の砂糖/4本
※味噌汁も砂糖も当然あまりますが、袋状態、スティック状態で余るので、あまったヤツはそのまんま保存しておいて(冷蔵庫なんぞに入れる必要もないし、湿気たりもしない)、後で味噌汁として飲んだり、普通に飲み物に使ったり、面倒なことは一切なし。