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賃貸物件の問い合わせが多い中部圏の鉄道路線、3位東山線、2位JR東海道本線、1位は?

2024.03.01

愛知県、岐阜県、三重県からなる中部圏に張り巡らされた様々な鉄道路線。その中で、もっとも賃貸物件を借りて暮らす居住地として人気の街が多く点在する鉄道路線は、いったい何線だろうか?

不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」はこのほど、2023年における実際の問合せ数からユーザーの「本気」で住みたい街を算出した、住まい探しの「いま」が分かるランキング「2024年 LIFULL HOME’S みんなが探した!住みたい街ランキング」を発表した。

住みたい街が多い中部圏の鉄道路線ランキング

中部圏における「借りて住みたい街ランキング」TOP200内の駅と路線を対象に地下鉄の路線別に集計した、「住みたい街が多い鉄道路線ランキング中部圏」では23駅がランクインした名鉄名古屋本線が1位となった。

2位はJR東海道本線(TOP200内にランクインした数:22駅)、3位は名古屋市営東山線(同21駅)、4位は名古屋市営鶴舞線(同20駅)、5位は近鉄名古屋線(同18駅)、6位は名古屋市営桜通線(同17駅)、7位は名古屋市営名城線(同16駅)、8位はJR中央線(同14駅)、9位は名鉄小牧線(同8駅)、10位は愛知環状鉄道、名鉄豊田線(同7駅)となった。

中部圏の路線ごとの住みたい街ランキング

「住みたい街が多い鉄道路線ランキング中部圏」でTOP5にランクインした路線ごとの住みたい街(駅)ランキングは以下のとおりだ。

<名鉄名古屋本線>1位は「豊橋」

「住みたい街が多い鉄道路線ランキング中部圏編」の1位は名鉄名古屋本線だ。名鉄名古屋本線における住みたい街ランキングは、1位「豊橋」(借りて住みたい街ランキング中部圏2位)、2位「金山」(同13位)、3位「東岡崎」(同14位)、4位「名鉄岐阜」(同30位)、5位「山王」(同64位)。名鉄名古屋本線(以下、「名鉄本線」)は、TOP200内に24駅、TOP100内に12駅がランクインしている。

愛知県豊橋市の「豊橋」から岐阜県岐阜市の「名鉄岐阜」までを結ぶ名鉄の幹線路線で、中部圏の最大のターミナル駅である名古屋エリアの「名鉄名古屋」を通る。運行種別は普通、準急、急行、快速急行、特急、快速特急がある。

1位「豊橋」(愛知県豊橋市)は、名鉄本線のほかに、JR東海道本線やJR飯田線が利用できるため名古屋方面に乗り換えなしでアクセスできる。さらに東海道新幹線も利用できるため、遠方への出張や旅行にも利用やしやすい。

「名鉄名古屋」までは特急で約1時間だが、駅周辺には、病院や保育園、学校、スーパーやホームセンターもあることから、生活に必要な施設が周辺に充実している街だ。名古屋市内よりも賃料水準が安価な点も人気の理由だ。

2位「金山」(名古屋市中区)は、「名鉄名古屋」まで2駅、わずか3分。JR東海道本線、JR中央本線や名古屋市営名城線、名古屋市営名港線も利用でき、「名古屋」に向かうバスもあるなど中部圏のターミナル駅の一つだ。終電が遅く、深夜まで営業するスーパーや遅くでも外食できる飲食店などがあり、仕事などで遅くなることがある人には嬉しい街だ。

3位「東岡崎」(愛知県岡崎市)は、運行するすべての列車種別が停車し「名鉄名古屋」まで特急で約30分。他線の利用はないが、岡崎市内の主要スポットにアクセスできる路線バスが発着しているため、岡崎市最大の交通結節点として便利だ。駅周辺は、大型の商業施設や業務用スーパーをはじめ、スーパー銭湯や公園・川など周辺でコンパクトな暮らしがしたい方に向いている駅だ。

<JR東海道本線>1位は「岐阜」

「住みたい街が多い鉄道路線ランキング中部圏」の2位はJR東海道本線。JR東海道本線の住みたい街ランキングは、1位「岐阜」(借りて住みたい街ランキング中部圏1位)、2位「豊橋」(同2位)、3位「岡崎」(同4位)、4位「金山」(同13位)、5位「穂積」(同15位)だ。JR東海道本線は、東京都の「東京」から兵庫県の「神戸」までを結ぶ路線で、中部圏においては愛知県豊橋市の「二川」から岐阜県不破郡関ケ原町の「関ケ原」だ。

1位「岐阜」(岐阜県岐阜市)は、『借りて住みたい街ランキング中部圏』6年連続1位で、「名古屋」まで快速20分でアクセス可能で、タイムパフォーマンスの良いベッドタウンとして人気が高まった。名古屋市内よりも物価や賃料が安価で、コストパフォーマンスの良さから中部圏の賃貸ユーザーから強い支持を集めている。

駅周辺にはコンパクトに生活利便施設や飲食店などが集積しており、生活するための諸条件がバランスよく整っている。また、大規模な再開発が行われていないため落ち着いた街並みが残り、若年層だけでなくファミリー層からの支持が高いことも「住みたい街」として選ばれる理由の一つだ。3位「岡崎」(愛知県岡崎市)は、「名古屋」まで30分で、愛知環状鉄道も利用できる。

駅周辺には、大型商業施設や業務用スーパー、ホームセンター、子供も一緒に入れる飲食店などもあり生活利便性が高く、海や山などの自然を感じるエリアにも1時間程度でアクセスでき子育て世代にも嬉しい環境が整っている。5位「穂積」(岐阜県穂積市)は、「岐阜」と「大垣」の中間駅、それぞれ2駅の距離だ。

移動手段としては車が重宝されている街だが、駅前からコミュニティバスが6路線運行されているためスーパーや大型商業施設、ホームセンターや病院、図書館などの施設が利用できる。また、日本三大清流の一つである長良川が近いため、自然環境が豊かだ。

<名古屋市営東山線>1位は「新栄町」

「住みたい街が多い鉄道路線ランキング中部圏」の3位は名古屋市営東山線(以下、「東山線」)だ。東山線の住みたい街ランキングは、1位「新栄町」(借りて住みたい街ランキング中部圏3位)、2位「藤が丘」(同5位)、3位「一社」(同6位)、4位「今池」(同8位)、5位「中村公園」(同12位)となった。

名古屋市内を東西に横断する東山線は、TOP200内に21駅がランクインし、名古屋市中川区の「高畑」から都心部の「名古屋」周辺と繁華街の栄エリアを通って名古屋市東部名古屋市名東区の「藤が丘」までを結ぶ。沿線には東山動植物園(「東山公園駅」)がある。

1位「新栄町」(名古屋市東区)は、「名古屋」まで3駅、「栄」の隣駅の市内中心部にある街。「名古屋」までのバスも利用でき、仕事での出張や旅行なども利便性が高い。飲食店が豊富な街であり、一見ビジネス街や商業施設が多いように見えるが、生活に必要なコンビニやスーパー、ドラッグストアも周辺に点在している。ビジネスと住宅が混在し、利便性と住みやすさを兼ね備えたエリアだ。

2位「藤が丘」(名古屋市名東区)は、「名古屋」まで約30分の距離だったが、東山線の始発駅のため、通勤通学のラッシュ時にも座る確率が高い。駅周辺にはスーパーやドラッグストア、飲食店が多く集まっており、日常生活に困らない環境が整っている。愛知高速交通も利用できるため、2022年にオープンしたジブリパークの最寄り駅「愛・地球博記念公園」にも行きやすい街だ。

3位「一社」(名古屋市名東区)は、「名古屋」から23分。駅周辺は、スーパーマーケットやドラッグストア、ファーストフード店、レストランなど多様な商業施設が揃っており、日常の買い物や食事に困らない。近隣には公園や緑豊かなスポットも多く、自然を感じられる環境だ。公立・私立の小中学校が複数あり、塾や習い事教室も豊富にあるため、教育環境が整っており子育て世代の方にも注目の街だ。

<名古屋市営鶴舞線>1位は「鶴舞」

「住みたい街が多い鉄道路線ランキング中部圏」の4位は名古屋市営鶴舞線(以下、「鶴舞線」)。鶴舞線の住みたい街ランキングは、1位「鶴舞」(借りて住みたい街ランキング中部圏版7位)、2位「大須観音」(同9位)、3位「塩釜口」(同20位)、4位「上前津」(同28位)、5位「浅間町」(同31位)となった。鶴舞線はTOP200内に20駅がランクインし、名古屋市西区の「上小田井」から愛知県日進市の「赤池」までを結ぶ。沿線には、高校・大学が多数立地しているため、学生が多く利用している。

1位「鶴舞」(名古屋市中区)は、JR中央本線も利用できアクセスの良い駅。周辺には大学のキャンパスが近くにあるため、賑わいがある。飲食店や深夜まで営業するスーパーもあり生活利便性も高い街で、学生だけでなく、社会人にとっても生活しやすいエリアだ。

2位「大須観音」(名古屋市中区区)は、「伏見」の隣駅で、中心エリアの街で夜遅くにも外食が可能な飲食店が多いエリア。電車移動の利便性を重視する人や都会での暮らしを満喫したい人に向いている街だ。

3位「塩釜口」(名古屋市天白区)は、名古屋市中心部へは約30分以内でアクセス可能。名城大学などのキャンパスもあり学生も利用するため賑わいがある街だ。駅周辺は、大型スーパーやドラッグストア、飲食店、本屋などがあり、日常の買い物には困らない。また、塩釜口神社や天白潤下池公園など、歴史と自然に囲まれたスポットも多く、都市の利便性と自然豊かな住環境が調和した、バランスの取れたライフスタイルを送ることができる街だ。

<近鉄名古屋線>1位は「近鉄四日市」

「住みたい街が多い鉄道路線ランキング中部圏」の5位は近鉄名古屋線だ。近鉄名古屋線の住みたい街ランキングは、1位「近鉄四日市」(借りて住みたい街ランキング中部圏版37位)、2位「江戸橋」(同52位)、3位「桑名」(同53位)、4位「新津町」(同55位)、5位「津」(同68位)となった。近鉄名古屋線はTOP200内に18駅がランクインし、三重県松阪市の「伊勢中川」から名古屋市中村区の「近鉄名古屋」までを結ぶ。

1位「近鉄四日市」(三重県四日市市)は、三重県内でも人口が多く、県内有数の乗降客数を誇る。近鉄湯の山線、四日市あすなろう鉄道の内部線への乗り換えができる。路線バスだけでなく高速バスの乗り場もあるため、近隣だけでなく、お出かけや遠方への旅行にも利用できる。また駅には近鉄百貨店、周辺には市役所、郵便局、銀行、病院などが揃い、スーパーや商店街があるため、生活利便性が高い街だ。

2位「江戸橋」(三重県津市)は、県庁所在地がある津駅の隣駅で「江戸橋」から徒歩圏内だ。周辺には三重大学や三重大学医学部附属病院がある。また、大型量販店やスーパー、コンビニがあるため、買い物には困らない。田んぼや川などの自然を近くに感じることができる閑静な住宅街のため、静かな暮らしをしたい方に向いている街だ。

3位「桑名」(三重県桑名市)は、「近鉄名古屋」まで約26分。JR関西本線にも乗り換えができ「名古屋」へのアクセスがしやすい。養老鉄道の始発駅で、名古屋の中心分を通らず「大垣」方面にダイレクトにアクセスできる。駅周辺にはスーパーマーケット、コンビニエンスストア、薬局などの商業施設があり、生活利便性が高い街。また、幼稚園・保育園、小学校があるので、子育て環境も充実している。

<調査概要>
期間:2023年1月1日 ~ 2023年12月31日
対象エリア:愛知県、岐阜県、三重県
集計:LIFULL HOME’Sに掲載された 賃貸物件のうち、実際の問合せ数を駅別に集計
平均家賃(借りて):問合せのあった賃貸物件(1LDK)の中央値を40㎡あたりに換算

出典元:LIFULL HOME’S

構成/こじへい

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