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アジアで人気の「産後ケアホテル」は日本でも浸透するか?心身のケアと育児支援を提供するリゾート施設の魅力

2024.03.02

『マームガーデンリゾート葉山』の事業責任者にお話を伺ってみた

ここからは、マームガーデンリゾート葉山の事業責任者である斎藤睦美さんに伺ったお話をご紹介します。

――出産後の母親・父親にとっての産後ケアの重要性と、ホテルを利用するメリットについて教えてください。

(斎藤さん)産後ケアホテルを使うメリットは多くあります。そしてデメリットがあるかというと、産後ケアを使わなきゃよかったということは絶対にありません。これこそがメリットだとも思います。

産後の母体ダメージやメンタルの不調は、出産をされる方なら誰しもに起こります。しかし近年は共働きや核家族、高齢出産の方も多く、親に頼ろうと思っても高齢や仕事が忙しいなどの理由で頼ることができないなど、出産後にかかる生活への負荷はむしろ増えているといえます。

画像出典:マームガーデンリゾート葉山

産後ケアを使うことは、その後がんばれる体力と気力を養うことです。だからこそ、母親・父親の両方にとって、体のケアも育児サポートも必要なことなんです。

――『マームガーデンリゾート葉山』オープンから2年が経ち、ご反響はいかがでしょうか?

(斎藤さん)この2年で本当に多くの、様々な方にご利用していただきました。現在までの総ご予約数は3,000組を超えております。

過去にご利用いただいたお客さまの言葉で印象に残ってるのは「マームガーデンを使ったことは、今までで一番幸せなお金の使い方だった」というものです。

また、1人目のご出産のときは産後ケアを知らず、産後うつになってしまったという方もいらっしゃいました。2人目を妊娠し、正直怖くて生むのを悩んでいらっしゃったときにマームガーデンを知ったといいます。ご利用後には、「今回は “子育てが楽しい” と思った。もともと子どもは好きなので、産後ケアホテルがあるならもう1人産めるかも…産みたいな、と思うことができた。」とおっしゃっていただくことができました。

画像出典:マームガーデンリゾート葉山

一口に「産後ケア」といっても、日帰りでケアを受ける場所、私たちのように宿泊をしてケアを受ける場所、自治体や病院が行う場所、民間ホテルが行う場所など種類は様々です。

選択肢はまだ多いとはいえない状況ですが、「産後ケア」を受けるうえで、自分たちはどのようなケアを受けたいのか、という点を考えて選択していただければと思います。

――産後ケアホテルを運営されるうえで、大切にしていることは何ですか?

(斎藤さん)シンプルですが「お客さまの声を拾い、改善と進化をし続ける」ということです。

産後ケアホテルをご利用されるとき、お母さまは心身ともにダメージを受けている状態です。お一人お一人、身体の状況やお気持ちも十人十色です。

ご利用されているお客様は今何に困っているのか、満足されているのか…産後ケアホテルはお客さまとの距離が近い分、そのお気持ちにしっかりと寄り添い、ご滞在中にそのご要望にお応えすることを目指しています。実際に、ご滞在中のお客さまの声に寄り添い、すぐに改善を行うことは日常的にもあります。

画像出典:マームガーデンリゾート葉山

サービスとしても進化させ続け、「こんな場所に泊まりたい!」と妊婦さんがワクワクできるような、妊婦さんにとって憧れの施設であることを常に目指して参ります。

産後ケアホテルは “ゆっくりママになれる場所”

日本ではまだ認知が浅い産後ケアホテルですが、母子にとってはもちろん、家族である父親にとってもメリットは大きいはず。衣食住が整い、頼れるプロが24時間いる環境に産後のナイーブな母子を任せられるというのは心強い限りでしょう。

病院や公的施設に比べるとリラックス感があり、気負わず楽しみながら療養と育児ができるのもリゾートタイプの産後ケアホテルならでは。産後の母子のサポート手段として、ぜひ選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。

■取材協力・画像提供/株式会社マムズ マームガーデンリゾート葉山

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文/黒岩ヨシコ
編集/inox.

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