カルビーの『ポテトバッグ』に、オリジナル栽培用種芋の『ぽろしり』を植え付けてみた
ここからは、カルビーのポテトバッグ(12L)に、ぽろしりの植え付けを行っていきます。
その前に…
実は一般的な種芋は、そのまま植え付けできるわけではありません。ぽろしりも同様で、一度日に当てて「芽出し」という作業をする必要があります。
手に入れてから2週間前後は、雨や直射日光が当たらない明るい場所に放置しておきましょう。
2~3mmくらいの芽が出てきたら準備OKです。
(放置しすぎると種芋がシワシワになってしまうので注意!)
種芋の用意ができたら、ポテトバッグのパッケージ裏面にある「植え付け方」に従って植え付けていきます。
(1)袋を開封して、トントンっと土をならす
まずはハサミを使って開封しましょう。口が開いたら、土がこぼれないように注意しながら袋の両端を持って床にトントン!と数回落とし、中の土をならします。
(2)底の方にある●マークに穴をあける
ハサミの先などで水はけ穴をあけてください。
●マークは表、裏、底にあるので、持ち上げながら作業しましょう。水を含んでいない状態の土はかなり軽いので、女性でも問題なく作業できるかと思います。
穴が大きすぎると水はけ穴から土が流れ出てきてしまうので気をつけてくださいね。
(3)ぽろしり2個を対角線上に植える
深さはパッケージ表面の青いラインくらいまでということなので、中に入っている土を手でかき分け、ぽろしりをズボッとつっこみます。
12L袋に植えるぽろしりは2個が目安です。
土がふかふかで柔らかいので、スコップなど用意しなくても植えられました。
(4)袋の切り口部分を外側へ2~3回折り返す
土の表面ギリギリまで折り返してしまうと後で水をやった時に土があふれてしまうので注意してください!
土から5cmくらい、余裕のあるところまで折り返せばOKです。
(5)水をたっぷりやる
最後に水をたっぷりやったら植え付けは終了。底の穴から水が流れ出てきたら、水分が十分に行き渡った合図です。
日当たりの良い場所に置いておき、芽が出るまで水やりの必要はないということ。なんとも世話要らずですね。
芽が出てきたら時々袋を持ち上げて、土が乾いていないか確認しましょう。軽くなったら水やりのサインということなので、再び底から水が出てくるくらいまでたっぷり与えてください。
じゃがいもの芽が出るのは植え付けてから1ヶ月程度といわれているので、気長に待ちましょう。
以上、カルビーのポテトバッグを使ったじゃがいもの植え付け方法でした。
カルビーの『ポテトバッグ』でじゃがいもの袋栽培を楽しもう
「子どもたちにじゃがいもや土に触れる機会をつくりたい」との思いから誕生したというポテトバッグ。カルビーの深いじゃがいも愛を感じながら、楽しくじゃがいも栽培ができるアイテムです。
日当たりと水はけさえ確保できれば玄関先やベランダに置いておけるので、家庭菜園デビューにはぴったりです。手軽でユニークな野菜作りは、子供の食育体験にもおすすめ。
春から家庭菜園をはじめたいという人は、お世話が楽しくなるようなこんなアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか?
※商品の情報はすべて2024年2月の執筆時のものです
文/黒岩ヨシコ
編集/inox.