カルビーのポテトチップスを家で好きなだけ食べられたらいいなと思いませんか?
今回ご紹介するのは、市販のじゃがいもでカルビーのポテトチップスを再現する方法……ではなく、カルビーのポテトチップスに使われている「じゃがいも」を自分で作るガチファン向け栽培セット。その名も『ポテトバッグ』です!
じゃがいもの植え付けは早春がおすすめ
コロナ禍をきっかけに趣味にする人が増えたといわれる家庭菜園。なかでもじゃがいもは丈夫で育てやすく、収穫しやすい初心者向け野菜の代表格として知られています。
通常、じゃがいもは年に2回植え付けが可能で、春植えは2月下旬~3月下旬の早春に行います。つまり、ちょうど今時期が春植えのベストシーズンなのです。
※本記事では、暖地・中間地を基準にしています。冷涼地の場合、植え付けの適期は1か月~1か月半程度ずれるのでご注意ください。
カルビー共同開発の『ポテトバッグ』とは?
『ポテトバッグ』は、これ1つと種芋さえあればじゃがいも栽培がはじめられる袋入り専用土キットです。
製菓メーカーのカルビーとカルビーポテト、そして園芸用品大手のプロトリーフ3社の共同開発によって生まれ、2021年12月に九州エリア限定で販売開始しました。好評を受け、翌年からは全国展開がスタート。現在は姉妹品の『じゃがりこ バケ土』とオリジナル種芋である『ぽろしり』と共に全国展開されています。
ユニークなパッケージがSNS映えも良く、ガーデニング好き&ポテチ好き界隈で人気を集めているとか。
【袋で育てるじゃがいもの土『ポテトバッグ』】
内容量:12L/25L
参考価格:12L…税込798円/25L…税込1,280円
販売店:全国のホームセンター、園芸店、ネットショップなど
※商品価格や取り扱い状況は店舗や時期によって違います
見ての通り、デザインはまさにカルビーのポテトチップスです!
よく見るとロゴなどに違いがあるのですが、ホームセンターに積んである姿はコストコで売っている大袋かな…?と思うくらい似ていました(笑)。
中には乾燥状態の培養土と、じゃがいもの初期生育に必要な元肥が配合された状態で入っています。種芋を植え付けて水をやるだけで袋のまま育てられるので、初心者でも手軽に家庭菜園をスタートしやすいのが特徴です。
【じゃがいもの土『じゃがりこ バケ土』】
画像出典:手軽にじゃがいも栽培が楽しめる!昨年大反響だった栽培用種芋『ぽろしり』、袋で育てるじゃがいもの土『ポテトバッグ』、カルビーがパッケージデザイン監修の『じゃがりこ バケ土』が新登場|PR TIMES
内容量:12L
参考価格:税込1,380円
販売店:全国のホームセンター、園芸店、ネットショップなど
※商品価格や取り扱い状況は店舗や時期によって違います
第二弾として発売されたのがこちらの『じゃがりこ バケ土』。
ポテトバッグと同じくじゃがりこの入れ物をそのまま巨大化させたようなバケツ型で、そのまま鉢として使用できる仕様です。
中には乾燥状態の土ブロックと肥料などが入っているので、水で戻してから種芋を植え付けて使います。ポテトバッグ、じゃがりこバケ土ともに栽培用土は100%植物原料由来のため、栽培後は燃えるゴミとして捨てることができ(※)、地球環境にも配慮した商品になっています。
※ゴミの区分は自治体によって異なります
【栽培用種芋『ぽろしり』】
内容量:2個入り/6個入り
参考価格:2個入り…税込198円/6個入り…税込467円
販売店:全国のホームセンター、園芸店、ネットショップなど
※商品価格や取り扱い状況は店舗や時期によって違います
『ぽろしり』は、カルビーポテトが10年以上の歳月をかけて開発したオリジナルのじゃがいも品種です。糖分が低いため油で揚げても焦げにくくきれいな色のスナック菓子に仕上がるのだとか。もちろんカルビーの製品にも使われている品種で、こちらは家庭菜園向けの栽培用種芋として販売されているものです。
ちなみに、ポテトバッグとじゃがりこバケ土はどちらも種芋が同梱されていません。ぽろしりを用意するか、別途ホームセンターなどで種芋を購入しましょう。