ミニLEDの採用によりゲームにおける究極の鮮明さを追求
ベンキュージャパン(以下BenQ)は、ゲーミングモニターブランド「MOBIUZ」より、BenQで初めてミニLEDバックライトを採用した4Kゲーミングモニター『EX321UX』を2024年5月に発売する。発売日、価格等は2月末時点では未定。
ゲームにおける究極の鮮明さを追求した『EX321UX』では、ミニLEDを採用することでコントラスト比を高めており、従来のLEDと比較してより一層、輝度やコントラストのきめ細かな調整が可能だ。
これにより、BenQ独自のHDRi機能の性能を最大限に発揮。表示コンテンツやモニター周辺の照明の環境に応じてコンテンツの輝度、およびやコントラストの最適化を実現するゲーミングモニターとなっている。
「MOBIUZ」シリーズの特徴の1つであるサウンド面においては、より立体的で臨場感あふれる音が楽しめる最大7.1chへの拡張や、Dolby AtmosやDTS:Xなどに代表される立体音響音声信号の伝送が可能なeARCに対応した。
さらに、HDMI CECに対応し、HDMIで接続されているデバイスの音量を付属のリモコンで制御が可能だ。
※『EX321UX』はスピーカー非搭載
■モニターの情報をリアルタイムに表示することが可能なHUD機能を内蔵
接続性においては、DisplayPort Altモードに対応したUSB Type-C端子を備え、最大65Wの急速充電が可能。加えて、モニターに接続している複数のデバイスをキーボードやマウスで操作可能になるKVMにも対応している。
また、HDRやVRR(可変リフレッシュレート)などのモニターの情報をリアルタイムに表示することが可能なHUD機能を内蔵しており、ユーザーごとの好みに合わせた設定でゲームプレイを楽しむことができる。
さらに、「MOBIUZ」シリーズに共通する機能として、コントラストの微調整が可能なLight Tuner機能や、色味やトーンを調整してゲーム内で敵の識別を容易にするColor Vibrance機能なども搭載している。
進化したBenQ独自のアイケア技術であるブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+ Gen2)も内蔵。従来の輝度や色温度の自動設定に加え、新たに起点となる明るさの設定なども可能になり、カスタマイズ性が向上している。
『EX321UX』の主な仕様
製品名/EX321UX
サイズ/31.5インチ
パネル/3IPS
バックライト/3ミニLED
筐体色/白
解像度/4K UHD(3840×2160)
ローカルディミング/1152ゾーン分割
リフレッシュレート/144Hz
表示サイズ/698×392mm H×V
表示色/10億7000万色
輝度/1000cd/平方m
色域/DCI-P3 99%、Adobe RGB 99%
応答速度/1ms GtG
ティルト角度(上下)/-5°/20°
スウィーベル/左15°:右15°
高さ調整/100mm
VESA規格(100×100mm)/○
スピーカー/非搭載
ヘッドホン出力端子/DAC 3.5mmオーディオジャック
入出力端子/HDMI 2.1×3(うち1ポート eARC対応)、DisplayPort 2.1×1、USB Type-C(Upstream×2※、Downstream×1)、USB Type-A×3、3.5mmオーディオジャック
※1ポートはDisplayPort AltモードとPD 65W対応
関連情報
https://www.benq.com/ja-jp/monitor/gaming.html
構成/清水眞希