富士フイルムは、写真愛好家向けWebメタバース(※1)「House of Photography in Metaverse」を発表し、2月22日より日本国内にて一般公開を開始した。
デジタルカメラのショールームやギャラリー、ユーザー同士の交流ができるスペースなどを用意!
「House of Photography in Metaverse」は、デジタルカメラのショールームやギャラリー、ユーザー同士の交流ができるスペースなどを備え、写真愛好家同士、または写真愛好家と当社をより直接的に結びつける新しいスタイルのコミュニケーション空間。ユーザーは、同社の無料会員サービス「FUJIFILM メンバーズ」に登録した上で「House of Photography in Metaverse」にログインすることで、各ルームで提供するサービスを利用でき、音声会話も行なうことが可能だ。
具体的には、エントランスホール、X/GFXショールーム、 ギャラリー、コミュニティエリア、 アリーナの計5つのルームを備えており、ユーザーがアバターとなって、イメージング関連製品・サービスの情報を得たり、フォトセミナーや新製品発表会、オンライン写真展などイベントに参加することが可能。さらに、ユーザー同士での会話や、知識豊富なアバターコンシェルジュへの製品に関する相談(※2)など、双方向のコミュニケーションも楽しむことができる。
なお、現在、同社はユーザーとのコミュニケーションの場として、世界各地で直営写真店「House of Photography(場所:ロンドン・シドニー)」や「Wonder Photo Shop(場所:表参道・バルセロナなど)」を運営し、デジタルカメラ「X/GFXシリーズ」やINSTAX「チェキ」などのイメージング関連製品・サービスを提供しているが、今回、Webメタバース技術を用いて、距離や時間の制約を超えてより多くのユーザーに直営写真店同などのサービス提供を図るため、「House of Photography in Metaverse」を開発したとのこと。
同社が写真愛好家向けWebメタバースを公開するのは、今回が初となり、今後は「House of Photography in Metaverse」を通じて、ユーザーとのダイレクトコミュニケーションを実現していくとしている。
※1 Webブラウザを通じて閲覧可能な汎用性の高いメタバース。VRゴーグルなどの専用機器を使用せずとも、一般的なPCからアクセスできる。
※2 コンシェルジュサービスの営業時間は、年末年始及び特定日を除く10:00~19:00。
関連情報
https://houseofphotography-jp.fujifilm.com/
構成/立原尚子