【1】リーダーの真価を問うシーンは必見!
『沈黙の艦隊』
かわぐち かいじ
講談社 完結32巻
日米極秘開発の高性能原子力潜水艦「シーバット」。艦長に任命された海江田四郎が反乱を起こし、核ミサイルを搭載。シーバットを独立戦闘国家にすると宣言する。アメリカは海江田を核テロリストと断定し、潜水艦戦が勃発する。1988~1996年に『モーニング』にて連載。
【2】弱さと闘いながら信念を貫く姿に魅了される
『センゴク』シリーズ
宮下英樹
講談社
2004年『週刊ヤングマガジン』にて連載開始。第1部は全15巻、第2部『センゴク 天正記』全15巻、第3部『センゴク 一統記』全15巻、最終章『センゴク権兵衛』全27巻を経て2022年完結。2007年には織田信長が軸となる番外編『センゴク外伝 桶狭間戦記』が連載された。
【3】別世界に生きる2人が志をともにするのがイイ
『サンクチュアリ』
原作:史村 翔 作画:池上遼一
小学館 全7巻(新装版)
暴力団の総長・北条彰と、政治家秘書・浅見千秋。2人はかつてカンボジアの戦乱で時を同じくした仲間だった。2人は日本の政治を変える目標に向かい、それぞれの道で戦いに挑む。「壮絶な原体験を持つ2人が全然違う世界で困難を乗り越える。ある種少年マンガっぽい雄々しさに憧れるし、その世界観が大好きです」
【4】江戸時代の偉人たちに人間味を感じる
『風雲児たち』
みなもと太郎
リイド社 全20巻
関ヶ原の戦いから江戸末期までの約260年間を描く歴史漫画の傑作。数々の日本の歴史を築き上げてきた風雲児たちによる、人間味あふれるエピソードがギャグタッチで描かれる。「江戸時代といってもたかだか300年前。我々と実はそんなに違わない人間なんだということが浮かび上がる。真理をつく平賀源内に、どこか堀江貴文さんと近いものを感じます」
【5】チームを勝利へ導く緻密な戦略と決断力
『GIANT KILLING』
原作・取材協力:綱本将也 作画:ツジトモ
講談社 既刊62巻
スター選手だった達海猛は、かつて自分が所属していたサッカークラブ「ETU」の監督に就任。弱小クラブといわれるETUで達海は、番狂わせのジャイアント・キリングを目指す。「所属選手の思いや能力を最大限に生かし、弱いチームでどうやって戦っていくのか? まさにビジネスにおけるリーダー論に通じています」
取材・文/高山 惠
※マンガの巻数は2024年2月1日現在のデータです。
DIME4月号は超実践的なAI活用法をまとめた「AI仕事術」と「ビジネスに効くマンガ」の2大特集
日々進化を続けるAIはいよいよ社会に実装されていくフェーズに入ってきました。また、スマホやPCの“オンデバイス”で搭載され始めるなどスゴいスピードで進化を遂げています。
4月号のDIMEはそんなAIの仕事での活用をまとめた特集です。話題のマイクロソフト「Copilot」など今すぐ使えるAIの実践的活用法をシーン別にまとめています。
企画書やプレゼンの構成、メールの返信、プロジェクト管理、データの整理、ブレストなど具体的な使用シーンと活用法を様々な識者に取材し、まとめています。
まさにこれ一冊で自分をアップデートできる一冊です!
実は今回は表紙もAIに作ってもらったり、誌面をAIを活用して作ってみるなど編集部としても実験的な試みを実践しています。
また第2特集ではマクアケ・中山社長、安芸高田市・石丸市長、沢口愛華さん、斎藤佑樹さん、神田伯山さん、モグライダー・芝 大輔さん、映像ディレクター 高橋弘樹さん、ベンチャー投資家・朝倉祐介さん、プロゲーマー翔さん、株式投資家テスタさんなどマンガ好き10名とDIME読者により仕事のモチベーションをアップしてくれる56冊を選出してもらいました。
役立つ情報が満載の4月号、是非お近くの書店などでチェックしてみてください。
***********************
DIME2024年4月号