【1】何かに命を懸ける大切さを〝犬〟から教わった
『銀牙 -流れ星 銀-』
高橋よしひろ
集英社 全18巻
最強の熊犬・リキの息子として生まれた銀は、祖父と父を襲った殺人熊・赤カブト打倒のため、志を同じくする奥羽軍と出会う。記憶を失った父リキの命のもと、ベンら仲間とともに全国各地から男(仲間)を集め、赤カブトとの決戦に臨む。
※現在はデジタル版のみになります。
【2】両極端だけど単純明快な2人の生き方が好きです
『シグルイ』
南條範夫(原作) 山口貴由(作画)
秋田書店 全7巻(秋田文庫版)
駿河大納言・徳川忠長の命による真剣を用いた御前試合に挑むのは、隻腕の剣士、藤木源之助。相対するのは、盲目跛足の剣士、伊良子清玄。7年前から続く過去の因縁が紐解かれた後、両者の死闘が幕を開ける。
【3】エゴの集まりがチームを動かす
『緑山高校』
桑沢篤夫
グループ・ゼロ 全20巻
福島県大会を制し、甲子園出場を決めたのは、創立されたばかりの緑山高校だった。チームワークは皆無、ピッチャーの二階堂定春をはじめ全員が自己中心的な破天荒チームながら、破竹の勢いで甲子園を勝ち進む。「全員が自分のことしか考えていないのに、チームとして成立する構図がおもしろい。回を追うごとに増していく迫力の描写は圧巻!」
【4】お客様に真摯に向き合う姿勢!
『アーサーGARAGE』
たーし
講談社 全5巻
アーサーこと原田朝男は漁港の倉庫で中古車ディーラー「アーサーガレージ」を経営している。クルマをこよなく愛するアーサーのもとを訪れる様々な客との人間ドラマ。「口ではお金が欲しいし、要領良くやりたいと言いながら、採算度外視で顧客と本気で向き合って希望のクルマを探す姿勢が胸打ちます。『男はつらいよ』の寅さん的な魅力を感じます」
【5】苦労するなら他人のために
『課長島耕作』
弘兼憲史
講談社 全17巻
やがて社長へと上り詰めるサラリーマン、島耕作の出世を描いた『島耕作』シリーズ第1作。大企業の派閥争いやバブル期の日本の様子をリアルに描いている。「狡猾な出世物語だと思っていたら、島自身は出世欲がさほどないのが意外でハマりました。ただ他人のために苦労を惜しまず、その姿勢が自ずと出世につながるのが気持ちいいですね」
取材・文/桑元康平
※マンガの巻数は2024年2月1日現在のデータです。
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DIME2024年4月号