生成AIをローカル環境で動かすためには高いマシンパワーが不可欠だ。でも実はAIチップがなくてもスイスイ動作するPCは存在する。そこで画像生成に適切なスペックを調査。おすすめのPCを紹介しよう。
サクサク動かすならCPUよりGPUの性能を重視しよう
右の表は画像生成AIソフト「ステーブル・ディフュージョン」をローカルで使う際の推奨スペックをまとめたもの。画像生成はCPUよりもGPUの使用率が高くなるため、ミドルクラス以上が必須。生成速度や解像度を左右する。日常的に画像を生成するならストレージは1TB以上確保したい。
大手BTOメーカーの高コスパモデル
raytrek『raytrek MF』
23万4980円~
「ドスパラ」を運営するサードウェーブ社のクリエーター向けモデル。GPUは第3世代RTXアーキテクチャを採用したGeForce RTX 40シリーズのミドルクラス。高速な処理が可能な1TBのNVMe SSDを搭載し、快適な画像処理をサポートする。
SPEC
OS:Windows 11 Home(64ビット) CPU:Intel Core i7-13700F
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4070 メモリー:16GB ストレージ:1TB SSD
USBポート:USB3.0×2、USB2.0×4、USB3.2 Gen2(Type-A)×2
ゲーマー、クリエイターなどあらゆる用途に活躍!
ZEFT Gaming『ZEFT Z45S』
65万9780円~
「パソコンショップSEVEN」が展開しているゲーミングPCブランドのミドルタワーモデル。CPUは2023年に登場したインテル第14世代のミドルクラスモデル。GeForce RTX 40シリーズで最上位のグラフィック性能を誇るGPUを搭載している。
SPEC
OS:Windows 11 Pro(64ビット) CPU:Intel Core i5-14600KF
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4090 メモリー:32GB ストレージ:2TB SSD
USBポート:USB3.0×2、USB3.2 Gen2×2(Type-C)×1、USB3.2 Gen2(Type-A)×4、USB3.2 Gen1(Type-A)×4、USB2.0(Type-A)×2
トップクラスの人気を誇る『RM5C-R36』の後継機
GALLERIA『GALLERIA RM5C-R46』
15万7800円~
PC専門店「ドスパラ」が展開する有名ゲーミングPCブランドのもの。CPUはインテル第13世代の「Core i5-13400F」で、GPUは「GeForce RTX 4060」。ミドルクラスPCとしてはオーソドックスな構成ゆえに、突出した魅力はないが安定感は高い。
SPEC
OS:Windows 11 Home(64ビット) CPU:Intel Core i5-13400F
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4060 メモリー:16GB ストレージ:500GB SSD
USBポート:USB3.2 Gen1(Type-A)×4、USB2.0×4 、USB3.2 Gen2(Type-A)×2
取材・文/編集部
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2024年1月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
DIME4月号は超実践的なAI活用法をまとめた「AI仕事術」と「最新AI PC」の大特集
日々進化を続けるAIはいよいよ社会に実装されていくフェーズに入ってきました。また、スマホやPCの“オンデバイス”で搭載され始めるなどスゴいスピードで進化を遂げています。
今月のDIMEはそんなAIの仕事での活用をまとめた特集です。話題のマイクロソフト「Copilot」など今すぐ使えるAIの実践的活用法をシーン別にまとめています。
企画書やプレゼンの構成、メールの返信、プロジェクト管理、データの整理、ブレストなど具体的な使用シーンと活用法を様々な識者に取材し、まとめています。
まさにこれ一冊で自分をアップデートできる一冊です!
実は今回は表紙もAIに作ってもらったり、誌面をAIを活用して作ってみるなど編集部としても実験的な試みを実践しています。
また第2特集ではマクアケ・中山社長、安芸高田市・石丸市長、沢口愛華さん、斎藤佑樹さん、神田伯山さん、モグライダー・芝 大輔さん、映像ディレクター 高橋弘樹さん、ベンチャー投資家・朝倉祐介さん、プロゲーマー翔さん、株式投資家テスタさんなどマンガ好き10名とDIME読者により仕事のモチベーションをアップしてくれる56冊を選出してもらいました。
役立つ情報が満載の4月号、是非お近くの書店などでチェックしてみてください。
DIME2024年4月号
特集 1 企画書 プレゼン メール スケジュール管理ほか
「タイパが爆上がりするAI仕事術」
「インターネット出現以来の産業革命」、そう言われたChatGPTの登場から1年。
生成AIは今なお進化を続けている。さらに昨年末に発表された「Copilot for Microsoft 365」では「Word」「Excel」などビジネスパーソン必須の
OfficeアプリにまでAIが実装された。
今後、生成AIを使いこなせるかどうかで、仕事の効率は天と地ほどの差が生まれるはずだ。来たる〝AI時代〟で一歩先を行く実践的な活用法をシーン別に細かく解説!
特集 2 作業効率が激変!「AI時代の最新PC 32」
AIプロセッサー「NPU」を搭載し、幅広いビジネスシーンをアシストしてくれる〝AI PC〟が登場し始めた。今、春買い替えるべき最新PCを一挙紹介!
特集 3 DIME読者とマンガ好き10名が選んだ仕事に効く56冊!
「ビジネスパーソンが読むべきマンガ大賞」
マンガは単なるエンターテインメントではなく、現代のビジネスパーソンにとって新たな教科書ともいえる存在だ。
ドラマチックなストーリーを通じて、職場で直面する様々な課題や、人間関係の機微、成功への道のりのヒントを与えてくれる。
今回の特集ではマクアケ・中山社長、安芸高田市・石丸市長、沢口愛華さん、斎藤佑樹さん、神田伯山さん、モグライダー・芝 大輔さん、映像ディレクター 高橋弘樹さん、ベンチャー投資家・朝倉祐介さん、プロゲーマー翔さん、株式投資家テスタさんなどマンガ好き10名とDIME読者により仕事に効く56冊を選出してもらった!
<新連載> 気になるあの人の“働く主義”に迫る「ハタラキズム」 第一回 芳根京子さん
〝働くうえでの主義=ハタラキズム〞とは?
BUSINESS HACKS DIME初のビジネスカンファレンス開催!「DIME Business Trend Summitで語られた未来を創る6つのヒント」
HEALTH HACKS お酒、喫煙、ギャンブル、SNS、ムダ使い……etc.「やめたくてもやめられない『ゾンビ習慣』の撃退法
BUSINESS HACKS 警察庁から映画業界へ「異色の経歴を持つCEOが語る〝異世界転職〟できた理由」
TOP LEADER INTERVIEW 株式会社タイミー 代表取締役 小川 嶺氏「世の中の当たり前を疑うことからイノベーションが起きる」
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DIME2024年4月号