2023年、AMDが発表した「AMD Ryzen AI」がAI PCブームの口火を切った。市場投入第1弾は14型ゲーミングノートPC「Razer Blade 14」。『Claw A1M』を皮切りに「Core Ultra」搭載AIゲーミングPCが急増しそうだ。
重量級ゲームはもちろんビジネスでも真価を発揮
AIチップを搭載するAMDの「Ryzen 9 7945HX」は、前世代と比較してシングルスレッド処理性能が最大18%、マルチスレッド処理性能が最大78%向上。Intel初のAIプロセッサー搭載「Core Ultra」は内部構造を一新。AI処理はもちろん、CPU処理能力や描画性能も大きく向上している。
14型のハイエンドゲーミングモデル
Intel Core Ultra 7 155H
HP『OMEN Transcend 14 パフォーマンスモデル』
27万8300円~
世界最大級のテクノロジーの見本市・CESでお披露目されたハイエンドモデル。「Core Ultra」を搭載した14型ゲーミングPCながら1637gと軽量。Evo認証取得でゲーム用途以外でも活躍する。「Core Ultra 9 185H」を搭載した上位機種「スプリームモデル」もある。
SPEC
OS:Windows 11 Pro グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4050
メモリー:16GB ストレージ:1TB SSD
USBポート:Thunderbolt 4×1、USB Type-C×1、SuperSpeed USB(Type-A)×2
〈HIRASAWA’S EYE〉ディスプレイは有機ELで解像度は2.8K。色域は100%DCI-P3で、リフレッシュレートは120Hzですので、クリエイターの方にもおすすめです。
週末ゲーマーにおすすめ
AMD Ryzen 7 7840HS
HP『Victus 16 アドバンスモデル』
19万2500円~
カジュアルにゲームを楽しむ人に向けたシリーズ。「NVIDIA GeForce RTX 4060」を搭載し、負荷が重いゲームでも快適に楽しめる。見た目はシンプルで、16型非IPS光沢パネルと相まって視界は良好。ビジネスユースしやすい。
SPEC
OS:Windows 11 Home グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4060
メモリー:16GB ストレージ:512GB SSD
USBポート:SuperSpeed USB(Type-C)×1、SuperSpeed USB(Type-A)×3
〈HIRASAWA’S EYE〉8コア16スレッド処理の「Ryzen 7 7840HS」にメモリーは大容量16GBで、複数アプリの同時利用も軽快。16.1インチ大型ディスプレイでゲームも仕事も快適にこなせます。
最新Ryzen採用の頑強ゲーミングノート
AMD Ryzen 9 8945HS
ASUS『ASUS TUF Gaming A15 FA507UV』
18万9800円
最新の「Ryzen 9 8945HS」は、従来モデルからCPUやAI処理性能を強化しつつ、半導体回路の配線幅が4nmへ微細化され、電力効率もグッと進化。ディスクリートGPUとして「GeForce RTX 4060」を搭載しており、高いゲーミング性能を発揮する。
SPEC
OS:Windows 11 Home グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4060
メモリー:16GB/32GB(標準/最大) ストレージ:1TB SSD
USBポート:USB4(Type-C)×1、USB3.2 Gen2(Type-C)×1、USB3.2 Gen1(Type-A)×2
〈HIRASAWA’S EYE〉ディスプレイは144Hz表示対応でゲームもヌルヌル表示。米国MIL規格準拠の頑強ボディーも引き続き対応している。
Web限定で販売するコスパ最強ブランド
AMD Ryzen 7 7840HS
NEXTGEAR『NEXTGEAR J6-A7G60GN-A』
16万9800円~
マウスコンピュータがWeb限定で展開するライトゲーマー向け最新モデル。GPUは重量級タイトルもストレスなくプレイできる「NVIDIA GeForce RTX 4060」。複数キーの同時押しを正確に認識する「Nキーロールオーバー」に対応するなど、キーボードもゲーミング仕様。
SPEC
OS:Windows 11 Home 64ビット グラフィックス:GeForce RTX 4060 Laptop GPU
メモリー:16GB ストレージ:500GB(NVMe Gen4×4)
USBポート:USB2.0(Type-A)×1、USB3.0(Type-A)×2、USB3.1(Type-C)×1
〈HIRASAWA’S EYE〉ディスプレイは最近はやりのアスペクト比16:10。フレッシュレートは165Hzに対応しており、動画やゲームのアニメーションをしっかりと堪能できます。
ポータブルゲーミングPCにもAI PC化の波が到来!
大手PCメーカーが参入を果たし、活況を帯びるポータブルゲームPC市場。その多くがAMD製のRyzenシリーズをプロセッサーに採用していた。Ryzen AI搭載機が相次ぐ中、ついに「Core Ultra」搭載モデルがお披露目された。
ゲームパッドを隠せるカバー付き
AMD Ryzen 7 7840U
リンクスインターナショナル『GPD WIN Max 2 2023(7840U)』
17万8300円
ジョイスティックによる直感的な操作と本体底面のカスタムキーによって様々なゲームをどこでも楽しめる。ゲームパッドはマウスモードへ切り替え可能。タッチパッドとQWERTY物理キーボードを備えており、リモートワーク用のPCにも最適。
SPEC
OS:Windows 11 Home グラフィックス:AMD Radeon 780M
メモリー:32GB ストレージ:2TB
コレ1台でビジネスにもゲーミングにも!
Intel Core Ultra 7
ONE-NETBOOK Technology『ONEXPLAYER X1』
20万8000円~(3月末発売)
見ためはタブレットPCだが、着脱式コントローラ装着でゲーミングPCへ早変わり。10.95インチの大画面2.5Kモニターは125Hz表示対応、「Core Ultra」搭載で性能も抜群。背面のキックスタンドと別売りのキーボードでノートPCライクな使い方も。仕事も趣味もゲームもコレ1台でOK。
SPEC
OS:Windows 11 グラフィックス:Intel Arc
メモリー:32/64GB ストレージ:1TB/2TB/4TB
Androidゲームも遊べる「Core Ultra」搭載モデル
Intel Core Ultra 5
MSI『Claw A1M』
国内展開未定
片手で持ち運びができる同社初のハンドヘルド型モデル。最大8コアのXeコアを内蔵し、1080p解像度における中程度の画質設定でスムーズなゲームプレイが行なえる。無料アプリ「MSI APP Player」を使えばAndroid OS向けのゲームも!
SPEC
OS:Windows 11 Home グラフィックス:Intel Arc
メモリー:16GB ストレージ:512GB
取材・文/編集部
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2024年1月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
DIME4月号は超実践的なAI活用法をまとめた「AI仕事術」と「最新AI PC」の大特集
日々進化を続けるAIはいよいよ社会に実装されていくフェーズに入ってきました。また、スマホやPCの“オンデバイス”で搭載され始めるなどスゴいスピードで進化を遂げています。
今月のDIMEはそんなAIの仕事での活用をまとめた特集です。話題のマイクロソフト「Copilot」など今すぐ使えるAIの実践的活用法をシーン別にまとめています。
企画書やプレゼンの構成、メールの返信、プロジェクト管理、データの整理、ブレストなど具体的な使用シーンと活用法を様々な識者に取材し、まとめています。
まさにこれ一冊で自分をアップデートできる一冊です!
実は今回は表紙もAIに作ってもらったり、誌面をAIを活用して作ってみるなど編集部としても実験的な試みを実践しています。
また第2特集ではマクアケ・中山社長、安芸高田市・石丸市長、沢口愛華さん、斎藤佑樹さん、神田伯山さん、モグライダー・芝 大輔さん、映像ディレクター 高橋弘樹さん、ベンチャー投資家・朝倉祐介さん、プロゲーマー翔さん、株式投資家テスタさんなどマンガ好き10名とDIME読者により仕事のモチベーションをアップしてくれる56冊を選出してもらいました。
役立つ情報が満載の4月号、是非お近くの書店などでチェックしてみてください。
DIME2024年4月号
特集 1 企画書 プレゼン メール スケジュール管理ほか
「タイパが爆上がりするAI仕事術」
「インターネット出現以来の産業革命」、そう言われたChatGPTの登場から1年。
生成AIは今なお進化を続けている。さらに昨年末に発表された「Copilot for Microsoft 365」では「Word」「Excel」などビジネスパーソン必須の
OfficeアプリにまでAIが実装された。
今後、生成AIを使いこなせるかどうかで、仕事の効率は天と地ほどの差が生まれるはずだ。来たる〝AI時代〟で一歩先を行く実践的な活用法をシーン別に細かく解説!
特集 2 作業効率が激変!「AI時代の最新PC 32」
AIプロセッサー「NPU」を搭載し、幅広いビジネスシーンをアシストしてくれる〝AI PC〟が登場し始めた。今、春買い替えるべき最新PCを一挙紹介!
特集 3 DIME読者とマンガ好き10名が選んだ仕事に効く56冊!
「ビジネスパーソンが読むべきマンガ大賞」
マンガは単なるエンターテインメントではなく、現代のビジネスパーソンにとって新たな教科書ともいえる存在だ。
ドラマチックなストーリーを通じて、職場で直面する様々な課題や、人間関係の機微、成功への道のりのヒントを与えてくれる。
今回の特集ではマクアケ・中山社長、安芸高田市・石丸市長、沢口愛華さん、斎藤佑樹さん、神田伯山さん、モグライダー・芝 大輔さん、映像ディレクター 高橋弘樹さん、ベンチャー投資家・朝倉祐介さん、プロゲーマー翔さん、株式投資家テスタさんなどマンガ好き10名とDIME読者により仕事に効く56冊を選出してもらった!
<新連載> 気になるあの人の“働く主義”に迫る「ハタラキズム」 第一回 芳根京子さん
〝働くうえでの主義=ハタラキズム〞とは?
BUSINESS HACKS DIME初のビジネスカンファレンス開催!「DIME Business Trend Summitで語られた未来を創る6つのヒント」
HEALTH HACKS お酒、喫煙、ギャンブル、SNS、ムダ使い……etc.「やめたくてもやめられない『ゾンビ習慣』の撃退法
BUSINESS HACKS 警察庁から映画業界へ「異色の経歴を持つCEOが語る〝異世界転職〟できた理由」
TOP LEADER INTERVIEW 株式会社タイミー 代表取締役 小川 嶺氏「世の中の当たり前を疑うことからイノベーションが起きる」
DIME4月号、絶賛発売中!
DIME2024年4月号