大きなパニアは違反じゃないの?
ここまでご説明すると、普段からバイクに乗っている方の頭の中には「大きなパニアを付けているバイクもいるけど、違反にならないの?」という疑問が浮かんでいるかもしれません。
例えば筆者の愛車「ヴェルシス650」には樹脂製のトップケースとサイドパニアを装着していますが、左右15cm以上の幅があります。
この疑問への答えは「保安基準に適合したパニア・トップケース・サイドバッグなどは積載装置としてみなされる」というもの。つまり左右に15cm以上はみ出していても違反とはならないのです。
またサイズの他に、重量にも自動二輪車が60kg以内、原動機付自転車が30kg以内という決まりがあります。
知らないうちに違反をしてしまわないよう、お出かけの前に荷物の積載方法やサイズを見直して。安全にツーリングを楽しんでくださいね。
参考:道路交通法施行令
文/高木はるか
アウトドア系ライター。つよく、しぶとく、たくましくをモットーにバイクとキャンプしてます。 愛車はversys650、クロスカブ110、スーパーカブ90。
高木はるかの記事は下記のサイトから
https://riding-camping-haruka.com
編集/inox.