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5〜11年目の中堅社員が直面している壁、3位上司との人間関係、2位仕事量が多い、1位は?

2024.02.23

壁への捉え方は各年次で違いあり

■「知識・スキルへの不安」の壁

「自分の知識・スキルに不安を感じることがあるか」という質問に対し「ある」と回答した人が「知識スキルへの不安」をどのように捉えているか調査した。

結果、33.9%のミドルキャリアがそのまま「不安に感じた」と回答。次に、24.1%が「成長の機会と感じた」、20.1%が「負けたくない・乗り越えたいと感じた」と続く結果が得られた。(図5)

さらに、この「知識・スキルへの不安」の壁の捉え方について、年次別に比較をした。

結果、社会人5年目と8年目は、「成長の機会と感じた」と回答した割合がそれぞれ35.7%、34.4%と最も高くなった。

一方、「知識・スキルへの不安」をそのまま「不安に感じた」と回答した割合は、社会人6年目と9年目が特に高く、それぞれ40.7%、50.0%。社会人10年目以降も3割を超える結果となっている。(図6)

■「仕事の量」の壁

次に、「仕事の量が多いと感じることがあるか」という質問に対し「ある」と回答した人が「仕事の量が多い」ことをどのように捉えているか調査した。

結果、37.7%のミドルキャリアが「大変と感じた」と回答。次に、「不満を抱いた」が21.9%、「我慢した」が18.1%と続いた。一方、「この経験を楽しもうと感じた」割合は最も低く、5.7%となっている。(図7)

さらに、この「仕事の量」の壁の捉え方について年次別に比較した。結果、社会人5年目以外の全年次で「大変と感じた」と回答した割合がトップとなった。中でも、社会人9年目が最も高く55.0%だった。

一方、社会人5年目は全年次で、唯一「不満を抱いた」が28.8%で「大変」を上回った。

「仕事の量」の壁の捉え方は全体的にポジティブな回答の割合が少なくなりましたが、社会人10年目は、25.0%が仕事の量の壁に対して「負けたくない・乗り越えたいと感じた」と回答する結果も見られた。(図8)

■上司との人間関係への苦労の壁

「上司との人間関係について苦労したことがある」という質問に対しては、「ある」と回答した人が上司との人間関係についてどのような場面で苦労し、その苦労をどのように捉えているか調査した。

結果、「意見が合わない」と回答した割合が38.3%と最も高くなった。次に、「適切な指示を出してくれない」が33.0%、「厳しい/怖い」が27.8%と続いている。(図9)

次に、上司との人間関係で苦労した経験をどのように捉えているかを質問した。結果、27.8%が「不満を抱いた」と回答。

次に、「我慢した」が25.2%、「会社を辞めたくなった」が19.6%で続く。

前述した他の困難への捉え方と違い、「会社を辞めたくなった」が上位にランクインする結果となった。(図10)

さらに、「上司との人間関係で苦労した」壁の捉え方について年次別に比較した。

結果、社会人9年目が「不安に感じた」と回答する割合が42.9%と突出しており、他の年次と比べ21ポイント以上の差があった。

また、社会人6年目、社会人8年目は「我慢した」と回答した割合が38.9%、38.5%と高い。「会社を辞めたくなった」と回答した割合は、社会人6年目が最も高く38.9%、社会人8年目以降は徐々に減少する結果となっている。(図11)

調査概要
調査対象者/社会人 5 年目~11年目以降の管理職未満の就労者
調査時期/2023年9月28日~9月29日
調査方法/調査会社によるインターネット調査
サンプル数/600人(勤続5年目96人、勤続6年目74人、勤続7年目64人、勤続8年目79人、勤続9年目60人、勤続10年目63人、勤続11年目以降164人)
出典/ラーニングイノベーション総合研究所「中堅社員の意識調査(直面する壁 TOP3)」

関連情報
https://www.all-different.co.jp/download/all/news_20240215.pdf

構成/清水眞希

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