エミライは同社が展開するFIIO Electronicsの新製品として、バスパワー駆動のUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプ「KA11」を2024年2月23日より発売を開始する。
KA11はスマートフォンやタブレット、PC等と組み合わせて様々な場所でヘッドホン・イヤホンの高音質体験が可能な、「KAシリーズ」の最新エントリーモデルだ。
価格はオープン価格。予想実勢価格は約5390円。本体カラーはBlackとSilverをラインアップ。
その主な特徴は以下のとおり。
小型軽量ながらPCM384kHz/32bit、DSD256の再生に対応
KA11は、コンパクトながら壮大なサウンドを実現するために独自のHiFi回路で設計されている。DACには、Cirrus Logic製の統合型DACチップ「CS43131」を採用。
高性能DACとオペアンプ、高精度クリスタルオシレーター、独立電源などが特別に設計されたオーディオ回路と組み合わせることで、KA11の壮大で高音質なサウンド空間を体験できるはずだ。
■ハイレゾオーディオ認証取得、信頼度の高い高音質設計
KA11で使用される全ての高品質パーツは、無電解金メッキ仕上げの回路基板上に注意深く配置され「ハイレゾオーディオ認証」の基準を満たす優れたスペックをサポートしている。
■高純度のパラジウムメッキOFCケーブル採用
KA11は、信号の劣化や品質を抑え、信号伝送の効率を向上させる高純度のパラジウムメッキOFC(無酸素同)ケーブルが採用されている。
また、これらのケーブルを保護するため、柔軟性と耐久性に優れたシリコン製カバーを採用することで、高音質なサウンドを気軽に持ち運ぶことを可能にした。
アルミニウム・マグネシウム合金ボディ採用でデザイン性と耐久性を両立
耐久性の高いアルミニウム・マグネシウム合金採用で、曲線美を活かしたエレガントな筐体も特徴の一つ。KA11は優れた音質だけでなくデザイン性の面でも人目を惹く製品でもある。
■AndroidやiOS、Windows、Mac対応製品など多様なデバイスに対応
「USB Type-C」端子搭載のKA11は、Android、iOSの両スマートホンやタブレットに加え、Windows、Mac対応製品にも接続が可能だ。
■UAC2.0、UAC1.0対応で没入感のあるゲーム体験を
KA11は、「UAC2.0」と「UAC1.0」の2つのモードに対応している。「UAC1.0」モードでは、Nintendo SwitchやPlayStation®5などのデバイスをプラグアンドプレイすることが可能。
遅延の少ないゲーム体験を楽しめるだけでなく、好悪音質なゲームサウンドを存分に楽しめるため、没入感のあるゲーム体験をサポートする。
※「UAC 1.0」モードは、 Android向けアプリ「FIIO Contro」で切り替える必要があります。
■信頼性試験を通して実証された高い品質と耐久性
USB Type-C入力端子の5,000回以上の抜き差しテスト、ケーブルの耐荷重実験、スイングテストなどの厳しい信頼性試験を通して、KA11を接続する際の優れた導電性と耐久性が実証されている。
この曲げや長時間の使用にも耐える耐久性があればこそ、日常の様々なシーンで安心して使用できる。
KA11の主な仕様
電源/USBバスパワー駆動
DACチップ/CS43131
入力端子/USB Type-C
出力端子 /.5mmシングルエンドヘッドホン出力
最大出力/200mW(32Ω,THD+N<1%)
S/N比/≥125dB(32Ω、A-weighted)
THD+N/<0.0006%(32Ω)
対応フォーマット/PCM384kHz/32bit、DSD256/1bit
本体カラー/ブラック、シルバー
対応アプリ/「FIIO Control」(Android向け)
本体サイズ/約44.5×9.7×10.5mm
重量/約8.5g
関連情報
https://www.fiio.jp/products/ka11/
構成/清水眞希