DIME MAGAZINE
炊飯器、電子レンジ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機など、私たちの日常生活に欠かすことのできない白物家電。様々な企業が特色ある製品を販売しているが、信頼性や品質、環境（エコ）など、それぞれのイメージを最も連想させるメーカーというと、いったいどこになるのだろうか？
マイボイスコムはこのほど、10代～70代の9,408名を対象に、7回目となる「白物家電ブランドのイメージ」に関するインターネット調査を実施し、その結果を発表した。
信頼性・安心感があると思うメーカーは、「パナソニック」が7割強、「日立」が6割強、「シャープ」「東芝」「三菱電機」が各40%台
■白物家電と聞いて思い浮かぶメーカー
白物家電と聞いて一番先に思い浮かぶメーカーは、「パナソニック」が44.1%でトップ。以下「日立」が17.1%、「シャープ」が11.9%と続いた。
「パナソニック」は、高年代層で高い傾向にあった。
■信頼性・安心感がある白物家電メーカー
信頼性・安心感があると思う白物家電メーカーは（複数回答）、「パナソニック」が73.6%、「日立」が61.0%、「シャープ」「東芝」「三菱電機」が各40%台となった。
2021年調査と比べて、「東芝」が減少していた。
■品質・技術が優れている白物家電メーカー
品質・技術が優れていると思う白物家電メーカーは（複数回答）、「パナソニック」が65.5%、「日立」が49.6%、「シャープ」「東芝」が各3割強となっていた。
2018年調査以降、「ダイキン工業」が増加傾向にある。
■価格が安い白物家電メーカー
価格が安いと思う白物家電メーカーは（複数回答）、「アイリスオーヤマ」が62.6%で最多となり、「山善」「ハイアール」が各30%台、「アクア」が22.7%と続く。
「アイリスオーヤマ」は2018年調査以降増加、「シャープ」は2015年調査以降減少している。
■革新的・先進的である白物家電メーカー
革新的・先進的であると思う白物家電メーカーは（複数回答）、「パナソニック」が32.7%、「アイリスオーヤマ」が21.4%となった。続く「シャープ」は17.1%、過去調査と比べて減少傾向だ。
環境（エコ）に力を入れていると思うメーカーは、「特にない」が約55%と高い
■環境（エコ）に力を入れている白物家電メーカー
環境（エコ）に力を入れていると思う白物家電メーカーは（複数回答）、「パナソニック」が28.6%、「日立」が18.5%、「シャープ」「ダイキン工業」「三菱電機」が各1割強となった。「特にない」が55.4%と高くなっている。
■広告・CMに好感が持てる白物家電メーカー
広告・CMに好感が持てる白物家電メーカーは（複数回答）、「パナソニック」が27.3%、「日立」が18.7%、「アイリスオーヤマ」「シャープ」が各1割強。「特にない」が52.8%となっている。
■白物家電メーカーに期待すること
「白物家電メーカーに期待すること」を自由回答形式で尋ねたところ、以下のコメントが寄せられた。
・このご時世安価で品質がそれなりの方が売れていいと思う。（男性29歳）
・余分な機能を付加せずシンプルで耐久力の高いものを作ってほしい。（男性36歳）
・リサイクルシステムの更なる改善・改革持続可能な社会への適応。（男性49歳）
・もう一度世界に冠たる白物家電メーカーになってもらいたい。（男性63歳）
・なんでもかんでもスマホ連動などとなると逆に面倒に感じて遠ざけてしまうので、あまり連動機能は求めていません。（女性34歳）
・突然故障することが多いのでそのときのアフターサービスを手厚くしてほしい。（女性38歳）
・環境負荷に配慮して、買い替えでなく修理して長く使うというスタイルに対応してほしい。（女性40歳）
・今現在もかなり助かってますが、売るだけでなく、家庭でできるメンテナンスの方法をもう少し広めてほしい。（女性56歳）
＜調査概要＞
【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査
【調査時期】2024年1月1日～1月5日 【回答者数】9,408名
【調査結果詳細】 https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=30605
出典元：MyVoice
構成／こじへい
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