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下請け企業に勤める人たちの言えない本音を代弁する岡田商会の「言いづら印」

2024.02.22

岡田商会は、自社オンラインショップ「TYPO」にて、下請け企業の言いづらい本音を遠回しに表現し、「買いたたき」や「理不尽な返品」など、発注側が優越的な地位を利用して受注側に不当な要求をする『下請けいじめ』に“判抗”するハンコ「言いづら印」の販売を開始した。販売価格は各3,500円(税込)。

言いたいことを言える世の中に!下請法で定められた11個の禁止行為に対応した黒水牛ハンコ

ビジネスの場面で本音が言えない関係性に潜む「下請けいじめ」の問題をご存じだろうか。「買いたたき」や「理不尽な返品」など、発注側が優越的な地位を利用して受注側に不当な要求をする「下請けいじめ」が、近年さまざまな業界で大きな問題になっている。

下請法違反行為に対する指導件数の推移(公正取引委員会Webサイトより)

下請法及び優越的地位の濫用に関する相談件数の推移(公正取引委員会Webサイトより)

下請法で規制(※)されているにも関わらず、多くの下請け企業は取引停止などの報復行為を恐れて本音が言えず、泣き寝入りしているという現状が多く存在する。

(※下請法に違反すると公正取引委員会から改善指導や勧告がなされ、社名の公表や50万円以下の罰金、独占禁止法に抵触する場合も)

一方、発注側も「下請けいじめ」をしていることに気づいていない場合も多く、意識しないまま下請法に抵触してしまっているケースもある。

「言いづら印」は、そんな状況を改善するために、一人でも多くの方に下請けいじめの問題や下請法のことを知って欲しいという想いから企画したハンコだ。

下請け企業の言いづらい本音を、ハンコならではの読みづらい書体(印相体)で遠回しに表現。社判の代わりに請求書などに押すことで、『言いづらいんですが…』というニュアンスも含めて、言えない本音を遠回しに伝えることができる。

「言いづら印」のデザインは全11種類。下請法で定められた11個の禁止行為に対応した文言から選べる。いずれも禁止行為を受けた下請け企業の本音に寄り添った文言となっており、もしどれか共感するものがあれば、禁止行為を受けている可能性がある。

(解説部分の引用:公正取引委員会Webサイトより)

「言いづら印」の素材は、全面ブラックな黒水牛21ミリ角。ブラックな関係性を表現するためにあえて黒水牛を採用した。

電子文書での不当な要求に“判抗”するデジタルデータ版や、LINEでの不当な要求に“判抗”するLINEスタンプ版も用意。

岡田商会は、「言いづら印」のデザインが広まることを通じて、あまり知られているとは言えない禁止行為の中身を知るきっかけにしたいと考えているとのこと。

関連情報
https://typo.shop-pro.jp/?pid=179273378

構成/Ara

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