LINEヤフーが提供するヤフー・データソリューションは、LINEヤフーの多様なサービスから得られる行動ビッグデータを分析できる事業者向けサービスだ。
そんなヤフー・データソリューションから、2月22日の「猫の日」にちなみ、猫にまつわるさまざまな検索動向を分析したレポート「今年トレンドになる猫はミヌエット? 『猫の日』に先駆けて分析してみた」が公開されたので、その概要をお伝えする。
最も検索されている絶対王者は「スコティッシュフォールド」
猫種の検索量をランキングにしたところ、2023年の年間1位に輝いたのは垂れ耳が特徴の猫種「スコティッシュフォールド」。その結果、「スコティッシュフォールド」は2020年から2023年まで4年間不動の1位となった。
また、短い足が特徴の「マンチカン」、長毛種の「ラグドール」も検索では人気が高く、両種が2位と3位を4年間保ち続けていた。検索においては「スコティッシュフォールド」、「マンチカン」、「ラグドール」が“人気猫の3強”と言えそうだ。
なお、4年間の推移をみると、「サイベリアン」が人気を上げる一方で、「ロシアンブルー」が下火傾向となっていることがわかった。
■3強の牙城を崩す猫ちゃんは?ネクストブレイクは「ミヌエット」
ヤフー・データソリューションでは、Yahoo! JAPANの検索や位置情報ビッグデータをブラウザー上で調査・分析できるデスクリサーチツール「DS.INSIGHT」を提供している。
この中の急上昇トピックやトレンドを可視化分析できる「DS .INSIGHT Trend」機能を使用して、検索数の伸びから今後トレンドになりそうな「猫」「ねこ」「ネコ」を含むワードを分析した。
インフルエンザが大流行した昨年は、「猫にインフルエンザうつる?」「インフルエンザ猫にうつる?」といったワードがよく検索され、トレンドとなっていた。飼い猫に移してしまうことを心配する心理が表れていたことがわかる。
猫種にまつわるワードでは、「ミヌエット 猫」がトレンドワードに浮上した。「ミヌエット」は「マンチカン」と「ペルシャ猫」をかけあわせた猫種で、両種の特徴である短い足とふわふわした毛質を併せ持っている。
X(旧Twitter)では「ミヌエット」の黒猫「うにくん」が人気を博しており、タレントの指原莉乃さんも「ミヌエット」を飼っていることで知られている。
「ミヌエット 猫」は昨年に入ってから右肩上がりに検索ボリュームを伸ばしており、このまま注目が続けば「スコティッシュフォールド」ら3強に並ぶ日も来るかもしれない。
関連情報
https://note.com/ds_yahoojp/n/na279e2e9ae87
構成/清水眞希