ハンズは2024年2月13日から4月12日まで、各店やネットストアで「文具祭り2024」を開催する。「文具祭り」は文具を楽しみ尽くすハンズ最大級のお祭りで、今年で9回目を迎える。今年は「この春、“新しい”文具に出会う」をテーマに、この春の新商品や話題の商品を集めた。
「タイパやスペパ(スペースパフォーマンス)、モチベーションアップなど、コスパに優れた文房具を集めています。日常の中で文房具を長時間、たくさんの種類を使っている学生の皆さんにおすすめのものを集めたのですが、もちろん大人の方にも勉強や仕事などで役立つ文房具がたくさんあるので、注目して見ていただけたらと思います」と、商品統括部 バイヤーの大瀬素子氏。
そこでビジネスパーソンも便利に使えるタイパ&スペパグッズをチェックしてきた。
省スペースで使いやすいペンケースが充実
「文具祭り2024」のタイパ&スペパグッズの中で、まず目についたのが立つペンケースだ。フリーアドレスのオフィスも多い中、ペンケースの需要は高まっている。これまで実にさまざまなアイデアのペンケースが登場してきたが、また新たな発想のペンケースを見つけた。それが、「カクスタ ポータブルペン立て」だ。
ファスナーを開けると側面の磁石がピタッとくっついてペンケースが自立し、大小ふたつの収納スペースが生まれる。中には仕切りがあるのでペンが取り出しやすく、小さい収納の方にはふせんや消しゴムなどの小物を置いておける。収納時にはみんなまとめて入れることになるものの、シリコン製で柔らかいので、柔軟に収納できそうだ。
小物もキッチリ収納したいのなら、「スマ・スタ アッシュ」がおすすめだ。省スペースで安定して立ち、消しゴムなどの小物はポケットに収納できる。折り返し部分に磁石が内蔵されているので、本体と折り返し部分がピタッと安定。この折り返し部分は手前がトレーになっていて、スマホを立てておけるので、ビデオ会議などの時にも便利そうだ。
L字型に開くトレー型ペンケース「エルガバ」も、メッシュポケット付きで小物をキッチリ収納できる。スライド式の小物ポケットには消しゴムやテープのりなどを、メッシュポケットには定規や付せんなどを入れておけ、使いたいモノがすぐに見つかる作り。閉じるとファスナーが輪になって持ち手になり、開けた時にはペンケースが開きすぎないようファスナーがストッパーの役目をするところに工夫を感じる。
ペンケースのほか、「マルチポーチ」や「タブレットケース」など、大小さまざまな収納アイテムが充実していた。「マルチポーチ」は2つの収納スペースがあるので、充電用のコンセントやケーブル、モバイルバッテリー、イヤホンなど、スマホの周辺グッズをキレイに整理できそうだ。「タブレットケース」もタブレットとは別にもう1つの収納スペースがあるので、スタイラスペンやタブレット用のキーボードなどをまとめられる。
TRACY 「マルチポーチ」Sサイズ1760円・Mサイズ2310円(上段)、TRACY「タブレットケース」3080円(下段)。