株式会社サイバーエージェントが運営する手作り料理コミュニティ「ペコリ」の、主婦を中心とした料理にまつわる実態調査やレシピのアイディアなどを集めて発信する「お料理総研」では、男女824名を対象とした「料理に関する意識・実態調査」を実施した。調査の結果、毎日の「料理」にかける時間は、専業主婦で「61~90分」、有職主婦で「46~60分」であることがわかった。
「1日あたり、どれくらい料理に時間をつかっていますか?」という質問に対して、専業主婦と有職主婦では異なる結果になった。専業主婦では「61~90分」(35%)が最も多かった一方で、有職主婦では「46~60分」が30%でトップになったほか、さらに短い「31~45分」も24%だった。有職主婦は、料理における「時短」に対する意識がより高い様子がうかがえる。
続いて、「昼食(お弁当含む)および夕食にかける平均金額」については、昼食では「500円未満」(68%)、夕食では「500~999円」(46%)がそれぞれ最多となり、この質問においては、専業主婦・有職主婦ともに同じ結果となり、主婦たちの1つの指標になっていると言えそうだ。
■作った料理の写真、約7割がソーシャルメディアに投稿
また、「作った料理の写真を、ブログや写真共有サイトなどのソーシャルメディアに投稿することはありますか?」という質問では、65%と約7割が「ある」と回答。その目的は、92%が「記録に残すため」、90%が「リアクションが欲しいから」と答えている(複数回答可能)。せっかく料理を作るのであれば、「作って終わり」ではなく、記録をつけたり、リアクションを得るきっかけにしたいという人が多いようだ。