『酒と肴と男とサウナ』第31快『東京天然温泉 古代の湯』(葛飾区)
掛け値なし全方位で大満足させていただきました『古代の湯』。
いきなり核心に入るけど、イイねェ~ここのサウナ室!!
個人的にサウナのスペックへのこだわり消えたってことを、最近この連載でもよく書くけど、『古代の湯』のサウナは、ガチガチにこだわりある人も絶対満足する。
スチームと中温、そして高温の3つ(!)のサウナ室があるんだけど、興奮したのは高温。こだわり消えたといいつつ、まぁ体感温度は高いに越したことはない。
ここでそのサウナ室の写真を見てちょうだい。
中央に円形石積みストーブ。これがコンクリート製の武骨な感じでなんともいいんですが、もうひとつ注視いただきたいのは左側ベンチの上部。ほら、四角の穴みたいのあるじゃん?
コレがいわゆるボナサウナみたいな感じの熱の噴出口。で、この噴出口が、左側ベンチの写真に写ってない手前側にももう1個あんの。
ストーブ+噴出口その1+噴出口その2=合計3つの熱源に加え、煉瓦っぽい壁からの輻射熱もしっかり感じる熱の四重奏!
そんなワイルドさと一転。このサウナ室写真(『古代の湯』様にお借りしました)は営業前に写した写真らしいので写ってはいないんだけど、背もたれ部分にもサウナマットがかけてあって、壁にもたれかかっても「ウワッチッチ!」にならないという優しさホスピタリティー。
至れりつくせりである。
さらに! ベンチの3段目には(写真では見えないが、ストーブに食い込むようにベンチの段が、下にもう一段ある)王座のような奥まったスペースがある。
噴出口1と噴出口2の間にある窪んだスペースでして、1人か2人しか座れない幅だけど、そこに座れたら足も伸ばせるわ、すぐ両脇に人間をサンドイッチするかのように煉瓦壁があるので、そこからの壁輻射熱がズンズンと強烈にくるわ、ただただ最上!!
水風呂は身長170cmのオレのヘソよりちょい上まで水面がくるナイス水深で水温計表示15℃。
温泉の岩風呂がある露天スペースで、外気浴も思う存分できる。
↑露天スペースにはイスも完備してるでよ。温泉の泉質。手に付いた湯をちょっと舐めてなら、そうとうに塩辛く、温泉のことはさっばりわかりませんが、きっと効能もすごそう。
そんな大満足のサウナ関連の浴室施設。だが、その満足度とタメ張る満足度が、そのほかのアフターサウナにも待っていた。というか、ここのアフターサウナは唯一無二でした。