年末年始に帰省してお年玉をもらった一人暮らしの学生はどれくらいいる？

学生マンションの企画開発や仲介斡旋、運営管理までをトータルで行なう〝UniLife〟を展開するジェイ・エス・ビーは、同社が運営する全国の学生マンションに入居する学生を対象にした「UniLife（ユニライフ）学生調査」を実施。

今回は年末年始の帰省とお年玉に関する調査を行なった。

一人暮らしをする学生の約9割（87.5%）が年末年始に帰省

2023年から2024年の年末年始は、約9割（87.5%）の学生が実家に帰省したと回答。一方、帰省しなかったと回答したのは約1割（12.5%）という結果になり、一人暮らしをするほとんどの学生が実家に帰省していたことがわかった。

また、帰省しなかったと回答した学生へ理由を聞いたところ、最も多い回答は「友達と過ごしたから」、次いで「実家が遠いから」「帰省するお金がないから」という結果になった。

一方で、「コロナが気になるから」と回答した学生はごく僅かとなり、コロナ禍が明け、学生や保護者の間でも移動に対するハードルが下がってきていることが推察できる。

学生の約9割（88.3%）がお年玉をもらっていた

2023年から2024年の年末年始で、お年玉をもらったと回答した学生は約9割（88.3%）、一方でもらわなかったと回答した学生は約1割（11.7%）と、ほとんどの学生がお年玉をもらっていることがわかった。

お年玉をもらったと回答した学生へ、お年玉の合計額について聞いたところ、「1万円以上、3万円未満」、「3万円以上、5万円未満」と回答した学生は共に約3割（30.2%、29.5%）ずつ、さらに5万円以上もらったと回答した学生は約4割（37.8%）もいることがわかった。

中には10万円以上貰っていると回答した学生もおり、学生がお年玉としてもらう金額は様々であることが判明した。

また、お年玉をもらったと回答した学生へお年玉の使い道について尋ねたところ、貯金や趣味、生活費の他、旅行に充てると回答した学生が多い結果となった。

■調査結果まとめ

2023年から2024年の年末年始は、新型コロナの5類移行後初めてとなった年末年始ということもあり、公共交通機関各社で乗車率がコロナ前の水準にまで回復したことがメディアでも頻繁に報じられていた。

今回の調査結果から、一人暮らしをする学生の間でもその傾向は見られており、お年玉の使い道としても「旅行」と回答する学生が一定数いるなど、コロナ禍からの回復傾向を感じさせた。

調査概要
調査期間／2024年1月19日（金）〜2024年1月28日（日）
調査方法（集計方法、算出方法）／インターネット調査
調査対象／同社が運営する全国の学生マンションに入居する大学生3140名

関連情報
https://www.jsb.co.jp/

構成／清水眞希