ロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)で契約した大谷翔平選手の愛犬「デコピン」が、「コーイケルホンディエ」という大変珍しい犬種であることが少し前に話題を呼んだ。
このコーイケルホンディエをはじめ、犬種は犬をペットとして迎え入れる上で重要な条件であるが、では、最も人気の高い犬種はいったい何だろうか?
アニコム損害保険はこのほど、最新の「人気犬種ランキング2024」を発表した。
「トイ・プードル」が15年連続で1位獲得!「MIX犬」が僅差で2位
ランキング1位は15年連続で「トイ・プードル」が獲得、2位に「MIX犬(体重10kg未満)」が続いた。
MIX犬は、2009年に5位にランクインして以来、徐々に順位を上げ、昨年に続いて2位を獲得した。
「マルプー(マルチーズとトイ・プードルのMIX)」「チワックス(チワワとミニチュア・ダックスフンドのMIX)」「ポメパピ(ポメラニアンとパピヨンのMIX)」などの愛称があり、同じ組み合わせでも個体ごとに異なる容姿などが魅力だ。
なお昨年は1位のトイ・プードルの割合が20.2%、2位のMIX犬(体重10kg未満)が15.9%と4.3ポイント差だったところ、今年はその差が1.3ポイントにまで迫っている。
3位以下の順位も昨年同様の結果で、TOP10のうち、中型犬は「柴」と「フレンチ・ブルドッグ」の2犬種、大型犬は入っておらず、小型犬の人気が続いている。
11~30位までのランキング
11~30位までのランキングでは、真っ白でふわふわの被毛が魅力の「ビション・フリーゼ」が昨年19位から15位に順位を上げた。
ビション・フリーゼは、一昨年は20位で、2年間に5ランクアップと徐々に注目を集めている。また、大型犬の「シベリアンハスキー」が29位から28位、「スタンダード・プードル」が31位から30位へランクアップしている。
体格別では、中型犬は「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」「ボーダー・コリー」「ビーグル」「アメリカン・コッカー・スパニエル」の4犬種、大型犬は「ゴールデン・レトリーバー」「ラブラドール・レトリーバー」「シベリアンハスキー」「スタンダード・プードル」の4犬種がランクインした。