2022年から2023年にかけて、ヤクルト1000やピルクルミラクルケアなどを中心に “睡眠の質” に関する食品が話題になった。
そして2024年、健康意識の高い働き手世代が新たに注目しているのが、 “記憶力” に働きかける商品だ。
なかでも森永乳業の『メモリービフィズス記憶対策ヨーグルト』は、40代からはじめられる手軽な記憶対策として話題になっている。
そこで今回は、この『メモリービフィズス記憶対策ヨーグルト』の特徴やラインアップを紹介する。ヨーグルトがなぜ “記憶対策” になるのかや、実際に試食・試飲したレビューをまとめたので参考にしてもらいたい。
森永乳業の『メモリービフィズス記憶対策ヨーグルト』とは?
『メモリービフィズス記憶対策ヨーグルト』は、加齢と共に低下する認知機能の一部である記憶力(※1)を維持する機能性表示食品だ。
本品には、50年以上ビフィズス菌研究を続けてきた森永乳業によって発見された「ビフィズス菌MCC1274」が配合されている。認知機能の一部である記憶力を維持する働きが報告されている、世界初(※2)のビフィズス菌だ。
このビフィズス菌MCC1274が配合された森永乳業の『メモリービフィズス記憶対策ヨーグルト』を習慣的に摂取することで、加齢に伴って衰えがちな記憶力のケアになるという。認知症高齢者数が右肩上がりを続ける日本の働き手世代にとって、記憶力や判断力の衰えはとても身近な不安だ。
2021年10月にリリースされた本品は多方面から注目を集め、「ウェルネスフードアワード2023」最優秀賞および認知・睡眠部門では金賞を受賞した。
しかしそもそも、人間の記憶をつかさどっているのは脳のはず。なのになぜ、ヨーグルトを食べたり飲んだりすることが対策になるのか、疑問ではないだろうか?
ここでキーポイントになるのは、「脳腸相関」の考え方だ。
■ 脳腸相関とは?
脳と腸が密接に関わり、お互いに強く影響しあうことを脳腸相関という。
例えば、脳が緊張してストレスを感じると、お腹(腸)の調子が悪くなるという人はいないだろうか?腸内環境が良好だと、前向きで幸せな気持ちになりやすいと聞いたことはないだろうか?
腸は「第2の脳」ともいわれる器官だ。独自の神経系を含めて多くの神経細胞が存在し、脳や他の器官と密接につながりお互いに影響を及ぼしている。腸内細胞が脳や身体に及ぼす効果は近年研究が進められている分野だが、脳の認知機能にも深く関わっていることがわかってきた。
ビフィズス菌MCC1274を用いた認知機能テストでは、数字や名前などその場で聞いた単語に関する「即時記憶」、昨日の夜ご飯のメニューなど一定時間経過後に思い出す「遅延記憶」、地図を見て道を理解するなど空間関係を認識し正確に構成する「視空間・構成」などについて、有意なスコアの上昇が見られたという。
※1 記憶力=見たり聞いたりした内容を記憶し、思い出す力のこと
※2 ヒト臨床試験において、加齢に伴い低下する認知機能(記憶力)を維持する働きが単一のビフィズス菌生菌体のみで行われることが論文報告されたのは世界初
『メモリービフィズス記憶対策ヨーグルト』シリーズはどこで買える?
森永乳業の『メモリービフィズス記憶対策』シリーズは、現在3種類がラインアップされている。
● メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルト
● メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルト ドリンクタイプ
● メモリービフィズス 記憶対策サプリ
上から、固形ヨーグルトタイプ・飲むヨーグルトタイプ・サプリメントタイプだ。
販売店舗は全国のスーパーやドラッグストア、コンビニなどということだが、店舗によって取り扱い状況が異なるので注意してもらいたい。楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなど大手ECショッピングモールでも購入できることがある。
ちなみに筆者の場合は近場のスーパーやドラッグストア、コンビニなどを探したが販売している店がなく、仕方なくオンラインで購入した。オンラインだと大抵がロット売りなので、1本だけ試してみたい場合は近所の店に問い合わせてみるのが良いだろう。