2024年になってもその人気は衰えず、今なお続くドーナツブーム。
昨年都内5店舗目をオープンした専門店『I’m donut ?』の生ドーナツを火付け役に、ふわしゅわ新食感系や、映えるデコ系、韓国ドーナツの『クァベギ』など、何かと話題をさらっています。
そこで今回は、再到来したドーナツブームの歴史と、気軽に食べられるコンビニドーナツをご紹介。2024年冬にファミマ・セブン・ローソン3社で販売されている、SNSでも話題の人気商品をまとめました。
第3次?第5次?ドーナツブームが到来
2022年の終わり頃から突如再来したドーナツブームは、「第3次」または「第5次」ブームといわれています。
参考までに、日本のドーナツブームのざっくりとした歴史がこちら。
<第1次ブーム>
1971年 ミスタードーナツ日本1号店が大阪にオープン
<第2次ブーム>
2003年 ミスタードーナツから「ポン・デ・リング」が発売される
<第3次ブーム> ※2000年代の第1次ブーム
2006年 クリスピー・クリーム・ドーナツの日本1号店が新宿にオープン
<第4次ブーム> ※2000年代の第2次ブーム
2013年~2015年頃 クロワッサン×ドーナツ=「クロナッツ」の世界的流行・日本のコンビニドーナツ本格展開
<第5次ブーム> ※2000年代の第3次ブーム
2022年後半 I’m donut ?1号店が中目黒にオープン・生ドーナツや新食感ドーナツの登場
2024年現在、人気爆発中なのは生ドーナツをはじめとする新食感系。それに加えて、以下のようなドーナツもトレンドを牽引しています。
● ふわしゅわ系生ドーナツ
● コラボ系ドーナツ
● SDGs系ドーナツ
● 韓国系ツイストドーナツ
ふわしゅわ系生ドーナツはすでに何度も名前が挙がっている『I’m donut ?』から広まったものです。
コラボ系は主にミスドが得意とする戦略で、ゴディバやピエールエルメなどの高級スイーツブランドのほか、ポケモンやすみっこぐらしなど人気キャラクターとのコラボ商品は連日大行列の入手困難となる大ヒットを飛ばしました。
SDGs系に取り組む専門店も増えはじめており、規格外フルーツや廃棄予定の食材をアップサイクルしたエシカルなドーナツに注目が集まっています。
韓国系ツイストドーナツは、『クァベギ』と呼ばれるお菓子です。サクもち形食感が特徴で、もともとは韓国の庶民的なおやつでしたが、今ブームになっているのはカラフルなクリームやフルーツなどでこんもりデコった令和版。SNS映えする見た目が若い世代中心に人気を集めています。