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フィッシング詐欺による不正送金額が過去最多を更新、金融機関を騙った最新の詐欺手口とは?

2024.02.19

消費者向けセキュリティブランド「ノートン」は、消費者を狙ったサイバー犯罪(フィッシング詐欺、マルウェア詐欺等)やダークウェブ関連のニュース、最新の犯罪手口に関する情報提供を行なっている。

今回は、金融機関を騙った詐欺手口と対策に関するリポートが到着したので、その概要を紹介したい。

金融アプリの市場拡大に伴い個人資金を巡る動きが活発に

現在ネット証券の登場により、比較的手軽に資産運用ができるようになったことや、終身雇用制度の見直し、賃金体系の変化によりって、将来への不安から個人投資家の割合が増えている傾向にある。

加えて2024年以降はNISAの抜本的拡充・恒久化が図られ、新NISAが導入されるなど、資産運用の流れが加速する可能性が高い。

各金融機関による口座開設キャンペーン等も増加傾向にあり、2023年のNISA総合口座数は2022年末と比較して15.0%増加している。

実際に口座開設数や買付額の増加に伴い金融アプリ市場全体でも伸長傾向にあり、個人資金を巡る動きが活発化していることが明らかだ。

2023年のフィッシング詐欺による不正送金額は過去最多を更新!

インターネットを利用した金融取引サービスが普及した一方で、非対面の新規口座開設や資産運用の際に、なりすましによる不正利用のサイバー犯罪に巻き込まれる可能性がある。

2023年に警察庁と金融庁の連名で公表された調査では、インターネットバンキングに係る不正送金事犯による被害件数は令和3年を皮切りに増加しており、令和5年11月末における被害件数は5147件、被害額は約80.1億円となり、いずれも過去最多を更新している。

また金銭搾取を目的としたサイバー犯罪はインターネットバンキング利用者や金融機関が対象となり、これらの攻撃は侵入経路が様々なことから根本対策が難しく、今後も増大することが予想される。

金融機関を騙ったネットバンキング犯罪とは

■フィッシング

銀行を騙ったメールやショートメッセージ(SMS)、メッセージツール等のフィッシングメールを用いて、インターネットバンキング利用者を、銀行のログイン画面を精密に模範したフィッシングサイト(偽のログインサイト)へ誘導。IDやパスワード、ワンタイムパスワード等の情報を搾取して預金の不正送金を行なう詐欺だ。

■ウイルス感染

メールの不正な添付ファイルやWebページからウイルスに感染させ、正規のインターネットバンキングにアクセスした際に巧妙に割り込まれる。

ウイルスが偽のポップアップを表示させて、口座情報やパスワードの入力を求め、ログインに必要な搾取するという詐欺になる。

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