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平面駆動型にカセットやアナログプレーヤーも登場!「冬のヘッドフォン祭 mini 2024」で見つけた注目のアイテム9選

2024.02.18

連載/ゴン川野のPC Audio Lab「冬のヘッドフォン祭 mini 2024」

東京駅に隣接するステーションコンファレンス東京にて、「冬のヘッドフォン祭 mini 2024」が開催され、6階のワンフロアを使い60社が出展した。混雑防止のため会場での物販はおこなわず、事前登録は不要で入場できる方式になった。会場で出会った新製品、参考展示を中心に紹介していこう。

注目のフラッグシップモデルFinal「D7000」

最初に訪れたのは試聴希望者が多そうなFinal「D7000」のコーナーだ。「D8000」と並ぶフラッグシップモデルと位置付けられているが、より効率の高いAFDSと「ピナ アライン ディフューザー」を搭載して、平面磁界型の持つ繊細感と、ダイナミック型の量感ある低音を両立するという。ドライバーの磁石を両面から片面にすることで、約16%の軽量化を果たし437gになったことも見逃せない。

「D8000」の音が明るく鮮明に思えるほど、「D7000」の音はフラットでなめらかだった。粒立ちより滑らかさ寄りで女性ボーカルをより魅力的に聞かせてくれた。低域の量感もありJ-POPの打ち込みの重低音もやせずに再現された。「D8000」と「D7000」は併売される予定で、確かに両者は異なる音の傾向を持っていること実感できた。

「D7000」に装着された「ピナ アライン ディフューザー」も展示された。上下左右非対称の複雑な形状で、これはまだプロトタイプとのこと

ロゴや型番も目を凝らさないと見えない、渋いマットブラック仕上げ

静電型の次世代入門機STAX「SRS-X1000」(仮)

スタックス初であり世界初のコンデンサー型ヘッドホン「SR-1」とその10年後に発売された「SR-X」をモチーフにした次世代入門機「SR-X1」(仮)が登場。これに専用ドライバーユニット「SRM-270S」を組み合わせたシステム「SRS-X1000」(仮)を試聴した。従来の入門機は四角いハウジングデザインだったが、今回は新設計の中型円形ユニットを採用、ハウジングも円形になり、金属パーツを採用して強度を強化。ケーブルは着脱式になった。アンプは回路設計が見直され、パーツを厳選、RCA入力端子を高品質化、ケースも放熱効果の高いアルミ押出を採用している。

発売日価格未定だが、システムで10万円台を目指すとのこと。静電型らしい繊細で粒立ちのいい音で、低域はタイトでハイスピード、入門機でも静電型の良さを堪能できる音を聞かせてくれた。これはかなりハイコスパな製品と言える。

ケースホルダーを金属化、丸形デザインになった「SR-X1」(仮)

組み合わせるドライバーユニット「SRM-270S」も新開発された

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