FCCLの電子ペーパー「QUADERNO」にBluetooth接続フットペダル対応によるページめくり機能が追加

富士通クライアントコンピューティングは、電子ペーパー「QUADERNO」の本体ソフトウェアのアップデートを提供開始した。アップデート対象機種は「QUADERNO A5（Gen. 2）」（型名：FMVDP51）と「QUADERNO A4（Gen. 2）」（型名：FMVDP41）。

見開きの片側に次ページを先行して表示する「ページ送り順設定」も追加！

「QUADERNO」は、本物の紙とペンのようなスムーズな書き心地、くっきり見やすく目に優しいディスプレイ、持ち歩きがストレスにならない驚きの薄さと軽さを実現した電子ペーパー。ビジネスや学習で便利に使えるのはもちろん、「QUADERNO」に楽譜を入れて活用しているケースも多いという。

そこで、今回のアップデートでは、より快適に便利に楽器演奏を楽しんでもらえるよう、Bluetooth接続のフットペダル対応によるページめくり機能を新たに追加。これにより、フットペダルの操作でページをめくることができ、手を楽器から離すことなく快適に楽器演奏を楽しむことが可能になる。

また、演奏中の「少し先のページを確認したい」というニーズに対応し、見開きの片側に次ページを先行して表示する「ページ送り順設定（先読み）」機能も実装した。

さらに、従来は、パソコンと「QUADERNO」間のPDFデータの転送には、「QUADERNO PC App（パソコン用アプリ）」の利用が必要だったが、「セキュリティ設定やネットワーク環境が原因でパソコン用アプリの利用ができない」「アプリをインストールせずにパソコンとファイルの送受信を行いたい」といったユーザーからの声があったことから、USBケーブルでパソコンと「QUADERNO」を接続し、エクスプローラーにファイルをドラッグ＆ドロップすることでデータを出し入れできる機能も搭載した（Windowsのみ対応）。

このほか、テンプレート関連のアップデートとして、従来の「大学ノート」よりも細い罫のテンプレート「大学ノート_細罫32行」を本体に追加したほか、「マンダラチャート」や「単語帳」テンプレートを新たに公式サイトで提供。加えて、パソコン用アプリを使わずに、USBケーブル経由でノートテンプレートの取り込みができるようになり、「QUADERNO」本体上で登録したノートテンプレートの削除も可能となった。

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構成／立原尚子