パッティングで「お先に」と言って外す…多くのゴルファーが経験するゴルフあるある

2024.02.14

一生モノの趣味として楽しめるゴルフ。では現在、ゴルファーが抱えている悩みや、上達のために行っていること、1年間にかける費用はどのくらいなのだろうか。

グラファイトデザインは、2024年1月5日～1月9日の5日間、全国の20歳～69歳の一般ゴルファー（年1回以上コースに出てプレーする人）を対象に、「ゴルファーの意識・実態調査2024」を実施し、1,000名の有効サンプルを集計したので、注目の結果をピックアップしてお伝えしよう。（調査協力機関：ネットエイジア）

ゴルファーの悩み「スコアに満足できない」「まっすぐに打てない」「思い通りの弾道や飛距離で打てない」

はじめに、全回答者に現在のスコアに満足していないか聞いたところ、「満足していない」が81.2%、「満足している」が18.8%となった。ゴルファーの大多数が、理想とするスコアに達していないと感じているようだ。

年代別にみると、「満足していない」と回答した人の割合は、年代が上がるほど低くなる傾向がみられ、最も高い20代・30代（86.0%）と最も低い60代（73.5%）の間には12.5ポイントの差がみられた。

具体的な悩みを聞いたところ、「まっすぐに打てないことが多い」が72%、「思い通りの弾道で打てないことが多い」は83%、「思い通りの飛距離が出ないことが多い」は83%という結果に。

ゴルフ上達のために行っていること1位「練習場に通う」、2位「ゴルフ動画をみる」

ゴルフの技術向上のために、どのようなことをしている人が多いのだろうか。

全回答者に、ゴルフの上達のために行っていることを聞いたところ、「練習場に通う」（51.0%）が最も高くなり、「ゴルフ動画（YouTubeなど）をみる」（40.8%）、「ゴルフ番組をみる」（36.8%）、「自宅で素振りをする」（30.1%）、「自分に合ったゴルフクラブを探す」（27.2%）が続いた。

打ちっぱなしに通ったり、テレビ番組や人気プロのレッスン動画で技術を学んだり、自宅でスイングの練習をしたりして腕を磨いている人が多いようだ。

年代別にみると、20代・30代と40代では、「ゴルフ関連のSNSをみる」（20代・30代27.0%、40代26.4%）が他の年代と比べて高くなっていた。40代以下のゴルファーには、SNSを使ってスキルアップのための情報収集をしている人が少なくないようだ。

平均スコア別にみると、平均スコア89以下の人では、「自分に合ったシャフトを探す」（43.9%）が3位であった。90切りゴルファーの多くが、技術向上のために、自分のスイングタイプや技術課題などに合わせてシャフトを選んでいることが判明。

ゴルフにかける1年間の費用「1ラウンド」14,831円、「練習場代」38,563円、「ファッション」34,335円

続いて全回答者に、ゴルフのためにかけている費用について聞いた。まず、ゴルフの1ラウンドにかけることが多い費用を聞いたところ、「10,000円～15,000円未満」（30.7%）に回答が集まり、平均は14,831円であった。

次に、ゴルフ練習場代として1年間にかけている費用を聞いたところ、「10,000円～20,000円未満」（17.0%）や「30,000円～50,000円未満」（13.5%）、「50,000円～100,000円未満」（17.4%）などに回答が分かれ、平均は38,563円という結果に。

ゴルフのファッションにかけている費用を聞いたところ、「10,000円～15,000円未満」（22.7%）に最も多くの回答が集まったほか、「20,000円～30,000円未満」（15.8%）、「30,000円～50,000円未満」（13.2%）、「50,000円～100,000円未満」（13.9%）などに回答が分かれ、平均は34,335円となった。