DIME MAGAZINE
アクアは、同社冷凍冷蔵庫のフラッグシップモデル「TXシリーズ」の2024年モデルとして、温度を一定に保つ「恒温化」で腐敗や乾燥を抑える鮮度保持機能を全室に搭載した「AQR-TXA50P」を2月16日に発売する。価格はオープン。市場想定価格は 352,000円前後。カラーはマットクリアブラックとマットクリアホワイトの2色を用意する。
低温・高湿・恒温により高い鮮度保持力を実現！
「AQR-TXA50P」の注目ポイントは、食材の保存において重要な要素である「低温」と「高湿」に加え、温度を一定に保つ「恒温化（※）」により、高い鮮度保持力を実現した鮮度保持機能を、チルドルーム、野菜室、冷凍室に搭載しているところ。
チルドルームには、冷風で冷やされたアルミパネル（上面）とアルミトレイ（下面）が、食材を上下からはさみこむように輻射冷却によって冷やすこと恒温化を実現する「W間接冷却チルド」を採用。チルドルーム内の温度変化を抑えることで食材の傷みの原因となる菌の繁殖を抑え、食材に直接冷風を当てない輻射冷却により乾燥を防いで食材の鮮度を長く保つ。
野菜室には、冷蔵室扉を開けると野菜室まで一度に見渡せる「見える野菜室」を採用。保存スペースは上段のバスケット、下段手前の野菜ケース、下段奥のうるおいエリアの3つに分かれており、上段のバスケットには鮮度保持用ツインLEDライトを搭載し、トマトなどの実もの野菜の軟化や、じゃがいもの発芽を抑制。
下段奥のうるおいエリアは、上段のバスケットと下段手前の仕切りによる半密閉構造と、専用の送風口からアルミプレートに冷気を当てることで発生する輻射冷却により低温・高湿環境を実現。野菜の乾燥や栄養の減少を防いでおいしさを長く保つ。
そして、冷凍室には、ドリップ抑制機能を搭載したAQUA独自の冷凍技術「おいシールド冷凍」を採用。冷蔵庫の自動霜取り運転時に発生する暖気の侵入を防ぎ、冷凍室内の温度変化を抑えることにより、食材を霜つきから守り、冷凍した食材のうまみや食感を損なわず長期間おいしさを保つ。
また、取り出しやすさと見やすさを両立した製品設計も特徴で、冷蔵室最上段の奥まで手が届きやすく、キッチンカウンターと面を揃えやすい奥行き667mmの薄型設計としたほか、天面だけでなく、冷蔵室内の背面にも設置した「ツインパネル照明」で冷蔵室内を明るく照らし、食材の見落としを防ぐことができる。
さらに、外観は“空間との調和”をテーマとし、周囲になじむ穏やかな色調やシンプルな形状を採用。冷蔵庫の印象を決める扉には指紋がつきにくい特殊な加工を施したフロストガラスで滑らかな質感に仕上げた。
加えて、冷蔵室扉の下部にはコミュニケーションのためのLEDステータスバーを設置。扉に近づくと、平常時は水色、おいシールド作動時は紫など状況に合わせた色が点灯し、冷蔵庫の運転状況を7色のパターンで知らせてくれる。
このほか、庫内レイアウトを変えて収納できるノーマル棚とハーフ棚を採用し、冷蔵庫内を清潔に保つマイクロオゾン除菌機能も搭載する。
主な仕様は、定格内容積が501L（冷蔵室259L＋野菜室102L＋冷凍室上段52L＋冷凍室下段88L）。外形寸法は幅700×奥行667×高さ1,850mm、質量は139kg。年間消費電力量は276kWh/年(2021年省エネ基準達成率101％)。
※温度の変化を抑え、一定の温度を保つこと。
製品情報
https://aqua-has.com/product/txa50p/
構成／立原尚子
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