キヤノンが植物由来のバイオマス原料を採用した12桁の環境配慮電卓を発売

2024.02.14

キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノンの電卓として初めて植物由来の原料を採用した12桁卓上電卓「HS-1220TUB」「TS-122TUB」と12桁ミニ卓上電卓「LS-122TUB」を2月下旬に発売する。いずれも価格はオープン。

単位が大きい数字の認識や入力に便利な千万単位機能など便利な機能も搭載！

キヤノンは、1964年10月に、事務機市場参入の先駆けとなった世界初のテンキー式卓上電子計算機「キヤノーラ130」を発売。以来、60年間にわたって多様なラインアップを拡充し、ビジネスシーンや日常生活などさまざまな場面で活躍するツールとなった。

そして今回、キヤノンの電卓として初めて植物由来の原料を使用した環境配慮電卓3製品が登場。いずれも、植物由来の原料を利用して作られるバイオマスプラスチックを採用するほか、再生プラスチックも使用。エコマーク・バイオマスマークの認定を取得しているほか、環境省が定めるグリーン購入法にも適合している。

機能面では、3モデルともに、単位が大きい数字の認識や入力に便利な千万単位機能や、時・分・秒の時間の単位を通常の数値に換算せずに四則計算ができる時間計算機能を搭載。電源は太陽電池＋内蔵電池（CR2016）で、オートパワーオフ機能（7分）も実装する。

「HS-1220TUB」は、オフィスや店舗での会計など実務利用に適したデスクトップサイズの12桁卓上電卓。文字が大きく見やすい特大画面ディスプレイし、端の部分を押しても垂直にキー入力ができる快速入力傾斜キーも搭載する。

本体サイズは130×179.5×37.5mm、質量は208g（電池含む）。キヤノンオンラインショップでの販売価格は2,970円。

↑「HS-1220TUB」

「TS-122TUB」は、液晶画面の角度を任意に調整できるフリーアングルチルト機能を搭載したデスクトップサイズの12桁卓上電卓。本体サイズは108×167×22 mm、質量は172g（電池含む）。キヤノンオンラインショップでの販売価格は2,420円。

↑「TS-122TUB」

「LS-122TUB」は、ミニ卓上サイズながら大型液晶を搭載したモデル。本体サイズは107.5×148×31mm、質量は132g（電池含む）。キヤノンオンラインショップでの販売価格は1,650円。

構成／立原尚子