GIGABYTE Technologyは、CPUにIntel Core Ultra 7 155H、GPUにNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載した15.6型AIゲーミングノートPC「AORUS 15 BKG-13JP754SH」の販売を開始した。市場想定価格は270,000円前後。
Intel、NVIDIA、GIGABYTEの3社の最新AI技術が結集!
「AORUS 15 BKG-13JP754SH」は、「Intel、NVIDIA、そしてGIGABYTEの3社の最新AI技術を結集した」と謳うAIゲーミングノートPC。
まず注目したいのは、Core Ultraシリーズを採用しているところ。Core Ultraシリーズは、パフォーマンス重視のPコア、効率重視のEコアに、より省電力性を高めたLP Eコアを加えた3種類のCPUコア構成で、AI向けプロセッサであるNPU「Intel AI Boost」も内蔵。
本製品では、6基のPコア、8基のEコア、2基のLP Eコアの16コア/22スレッド構成のCore Ultra 7 155Hを搭載する。
また、ディスクリートGPUとして、Ada Lovelaceアーキテクチャ採用によりAI性能も強化された、GeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載。ディスクリートGPUの性能をフルに引き出せるようにする、MUXスイッチテクノロジーも採用しており、より応答性にすぐれたゲームプレイが可能になる。
さらに、GIGABYTE独自ツール「Control Center」には、新たにAI機能「AI Nexus」を搭載。バッテリー駆動時にはCPU内蔵グラフィックスに自動的に切り替えることで、バッテリー駆動時間を最大40分伸ばす「AI Power Gear」、ゲーミングモード時にはオーバークロック動作を有効にしてパフォーマンスを向上させる「AI Boost」、invoke AIと組み合わせることでローカル環境でも手軽に生成AIを活用できる「AI Generation」などの機能が利用できる。
このほか、ディスプレイには165Hz駆動に対応する解像度2,560×1,440ドットの15.6型IPS液晶パネルを採用し、キーボードは3ゾーンRGBバックライト付き日本語配列キーボードを搭載。
GIGABYTE独自の冷却機構WINDFORCE Infinityの設計を全面的に見直し、筐体の薄型化を可能にするとともに、CPUとGPUを効率的に冷却して静かで安定した動作を実現しているのも特徴だ。
主な仕様は、OSがWindows 11 Home、CPUがIntel Core Ultra 7 155H、GPUがNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU、メモリが16GB、ストレージが1TB SSD。ディスプレイが15.6型IPS液晶。バッテリー容量が99Wh。
本体サイズはW36.0×D27.2×H2.09cm、質量は2.39kg。無線通信はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2をサポートし、インターフェイスはThunderbolt 4、USB 3.2 Gen1 Type-A、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen2 Type-A×2、HDMI 2.1、Mini DisplayPort 1.4、オーディオコンボジャック、有線LANを搭載する。
製品情報
https://www.gigabyte.com/jp/Laptop/AORUS-15–2024
構成/立原尚子