レノボ・ジャパンは、ChromeOSを搭載したファンレス設計の超小型コンピュータ「Lenovo Chromebox Micro」の販売を開始した。販売価格は66,000円~。
ChromeOS with Chrome Enterprise Upgradeモデルも用意!
「Lenovo Chromebox Micro」は、手のひらサイズのコンパクトボディにChromeOSとインテルCeleronプロセッサーを搭載した超小型コンピュータ。通常想定されるChromeboxとしての利用に加えて、デジタルサイネージをはじめとするKIOSK用途での組み込み利用も想定して設計されており、MIL-STD 810Hに準拠した高い堅牢性、IP50規格の防塵性、5~500Hz・3Grmsの耐振動性能、ファンレス設計により、さまざまな場所に設置することができる。
また、Google Titan C セキュリティチップを内蔵し、ChromeOS由来の高いセキュリティでランサムウェアなどの脅威からデバイスを保護。ビジネスの安全性を確保する。
さらに、Google 管理コンソールから端末を管理できるChromeOS with Chrome Enterprise Upgradeモデルをラインアップ。商業施設や交通機関などに設置した際でも、クラウドを介した管理が行なえる。
このほか、小型筐体ながら多彩なインターフェースを備え、用途に合わせて柔軟な拡張が可能。ChromeboxとしてGoogle Workspaceを活用する業務やVDIクライアントとしてのニーズにも対応する。
主な仕様は、OSがGoogle ChromeOS(ChromeOS with Chrome Enterprise Upgradeモデルも用意)、CPUがインテル Celeron N4500、メモリが8GB、ストレージが32GB(eMMC)。本体サイズは約163×79×19.7mm、質量は約350g。無線通信はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応し、インターフェースはUSB Type-C 3.2 Gen 1×2、USB 3.2 Gen 1×2、HDMI、RJ-45、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックを装備する。
製品情報
https://techblog-lenovo.com/2024/02/06/chromebox-micro/
構成/立原尚子