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3月のおすすめ株主優待銘柄は?食品、金券、交通、今から仕込んでおきたい銘柄15選

2024.02.11

3月に株主優待を設けている会社は多い。今回は、3月を権利月とするたくさんある株主優待のなかでおすすめの優待を紹介する。

3月の株主優待を手に入れるには?

株主優待とは、株式を保有する株主にその企業の自社製品等が送られることをいう。いつでも受け取れるわけではなく、その会社が決める権利月に株主になっている必要がある。権利月は会社によってそれぞれ異なるが、3月決算が多い日本の会社では、もっとも株主優待を受け取ることができるのが3月で、785社が株主優待を3月に権利月としている。2024年3月の株主優待を得るには、3月27日の15時までに株式を購入しておく必要がある。その翌日の28日に売却してしまっても株主優待の権利を得られる。ただ、会社によっては長期継続株主特典を設け、長期で株式を保有している株主に優待の内容を優遇する会社もある。そのため、すぐ売却するときには、長期継続株主特典がないか確認のもと売却するのがよいだろう。

3月のおすすめの株主優待5選【食品編】

おすすめする株主優待は、東証プライム市場(以下のゼンショー除く)で、最低投資金額が10~30万円程度、業績が好調、配当利回りが2%以上ある銘柄を選んだ。株主優待が魅力的でも、投資金額の評価が下がってしまっては、損をしてしまうため、株主優待の内容だけでなく、業績にも目を向けて選ぶのが良いだろう。

■ニッスイ(銘柄コード:1332)

水産大手で、2024年2025年過去最高益となりそうだ。

株主優待は、青魚に含まれる血液をサラサラにする高純度のEPAや成長期に必要なDHAが含まれている鯖缶や魚ソーセージなどの自社製品が受け取れる。

・配当利回り2.4%
・500株以上(約45万円)3,000円相当の自社製品セット
・1,000株以上(約91万円)5,000円相当の自社製品セット

■ホクト(1379)

ブナシメジなどのキノコ最大手で、海外にも進出している。2023年3月期に一時赤字になるも米国の値上げが浸透して2024年3月期には黒字化。

キノコに関連した加工品もあり、株主優待では加工品やきのこなどが受け取れる。

・配当利回り2.25%
・100株以上(約18万円)
青汁などの健康セットまたはスープなどのレトルトセット、きのことレトルトセットの自社製品より1つ選択

■昭和産業(2004)

『ハッピーターン』や『ケーキのようなホットケーキミックス』などの自社製品が株主優待で受け取れる。製粉や油脂の大手一角で、値上げ効果で業績は改善している。

・配当利回り2.1%
・100株以上(約33万円)1,000円相当の自社製品
・200株以上(約66万円)3,000円相当の自社製品
・1,000株以上(約330万円)5,000円相当の自社製品

■寿スピリッツ(2222)

ふわふわのチーズケーキが有名な北海道小樽の『ルタオ』、チーズのスイーツ『ナウオンチーズ』、あんバターパンの『あんバタ屋』、ピスタチオスイーツの『PISTA&TOKYO』などスイーツ専門店をグループにもち、そのグループ内のグループ製品が株主優待として受け取れる。日本への旅行客増加によりインバウンドが追い風となり、業績も好調。

・配当利回り1.3%
・100株以上(約19万円)3,000円相当の自社グループ製品

■ダイショー(2816、東証スタンダード)

味・塩こしょう、鍋スープ、焼き肉のたれ、ドレッシング、レトルト食品などの自社商品が年2回株主優待として受け取れる。スーパーや外食用の加工食品用の業務用のたれなどが好調。

・配当利回り1.25%
・100株以上(約14万円)1,000円相当の自社製品
・500株以上(約72万円)2,000円相当の自社製品
・1,000株以上(約144万円)3,000円相当の自社製品
・5,000株以上(約718万円)6,000円相当の自社製品

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