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業界で引っ張りだこ!芸能界に華を添える話題の人物「花人」赤井勝さんが魅せる世界

2024.02.15

連載/山田美保子の「ギョーカイ裏トレンド図鑑」

自らを「花人」と名乗る赤井勝(あかい・まさる)さんのことを知らないテレビマンは“もぐり”だと思う。

「花人」の赤井勝さん

電撃結婚をした岩井勇気さんへ『ぽかぽか』で贈られた祝花

某人気プロ野球選手の引退セレモニーや、長年休養していた超有名女性歌手の復帰ステージ、さらには多くの大御所お笑いタレントに愛された某有名プロデューサーのお別れの会などに、ワールドとも言うべき“らしさ”いっぱいの花を飾り付けたのが赤井さん。

つい最近も、「ハライチ」の岩井勇気さんが電撃結婚を発表した日、MCを務める『ぽかぽか』(フジテレビ系)のスタジオに赤井さんが駆け付け、祝花を飾っていた。

東京と大阪を行き来しながら、各方面から引っ張りだこな赤井さんが早朝から準備をしてくれたことに岩井さんは恐縮しきりだったし、相方の澤部佑さんも「すごい方なんですよ」と赤井さんを讃えていた。

作品には、赤井さんにしか創造できない世界観がある

今、赤井さんが業界で引っ張りだこな理由

なぜ引っ張りだこなのかといえば、花のセレクトやアレンジはもちろんなのだが、超有名人なのに全く偉ぶらず、裏方に徹し、オーダーした人の想像を遙かに上回る出来映えの作品を提供し続けること。さらにハイブランドのレセプションをはじめ、芸能界やテレビ界以外のクライアントからのオファーを受け続けているため身体がいくつあっても足りないような忙しさなのに、いつも軽やかなフットワークで、人と接する時は常に穏やかで、しかも、聞くたびに「え?どうしてお知り合いなんですか?」と言ってしまうほど幅広い交友関係を誇るのが赤井さんである。

現在、赤井さんの作品は、『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系)の人気コーナー「インタビュアー林修」で毎週のように見られる。林先生が迎える豪華ゲストのイメージで赤井さんがスタジオを多数の花で飾っているからだ。

ゲストのイメージに合わせて毎回、特別な花を飾る番組は他にもあるが、その多くはフラワーベースに活けたり、いわゆるアレンジメントを飾ったりするものだと思う。

だが赤井さんの場合は、フロアの随所に、ゲストのために特別にセレクトした花を、これ以上ないというほどの“赤井勝ワールド”で飾ってくれるのだ。

たとえば福山雅治さんの時は、「こんな(デザインの)スーツが似合うのは福山さんだけ」と言った林先生に応えて、花人・赤井さんが活けた花々をバックに、1カメから3カメまでにポーズをキメてみせた。

確かに福山さんにしか着こなせないようなデザインスーツと長身の福山さんにピッタリ合ったシュッとしてクールな見た目の花々が本当に素敵だった。

有名人いるところに必ず赤井勝あり

ちなみにこの日、赤井さんが装花に使用した花は、デルフィニウム、アジサイ、アオモジなど。赤井さんのFacebookにお邪魔すると、毎回、ゲストの方にピッタリな装花の画像がアップされているので、是非とも御覧いただきたい。さかのぼれば「大量の青いお花に囲まれてお仕事させてもらってます」と、ゲストの情報解禁前に奮闘している赤井さんの画像を見ることもできる。

繰り返しになるが、“有名人いるところに必ず赤井勝あり”と言えるほど知り合いが多い赤井さんゆえなのか、サントリーの大人の男性向けスキンケア商品「VARON」のCMキャラクターの一人でもある赤井さん。そのオファーも知り合いの広告マンから急に誘われて出演したのだとか。軽やかな赤井さんならではのエピソードである。

そして、これからの季節。赤井勝さんと言われて多くの人が思い浮かべるのが桜なのである。

“花咲か爺さん”のように各所に美しくてダイナミックな桜を飾り付ける赤井さんのワールドが見られる春がもうすぐやってくる。「お花で日本を元気に」をスローガンに今日も花を飾り続け、業界人やタレント、テレビマンから愛され続ける「花人」赤井勝。これからも赤井さんを“追っかけ”たい。

文/山田美保子
1957年、東京生まれ。初等部から大学まで青山学院に学ぶ。ラジオ局のリポーターを経て放送作家として『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)他を担当。コラムニストとして月間40本の連載。テレビのコメンテーターや企業のマーケティングアドバイザーなども務めている。

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