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20~40代既婚女性の6割が「一度は離婚を考えたことがある」

2024.02.08

アシロは離婚問題の相談・対応を得意とする弁護士・法律事務所を検索できるポータルサイト「ベンナビ離婚」にて、20歳〜49歳の既婚女性2993人を対象に、離婚意識に関するアンケート調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。

本稿では、その内容を抜粋してお伝えする。

多くが休日は夫婦で過ごすものの離婚の検討歴がある

「休日に夫と過ごす時間はどれくらいありますか?」という質問に対して、56.5%が「よく一緒に外食したり買い物したりしている」と回答した。

一方で「ほとんど一緒に過ごさない」は14.7%、「家の中で一緒にいるだけの存在」は12.7%で、合わせると27.4%が夫とのコミュニケーションをあまり取れていないということがわかった。

また、「これまでに離婚を考えたことがありますか?」という質問に対して、「一度もない」と回答した人は39.7%に留まり、60.3%は、少なくとも一度は離婚を検討したことがあるという結果になった。

どのような夫婦間の過ごし方をしていたかに関わらず、離婚を考えたことがある女性は多いようだ。

■離婚を考えたきっかけは「性格・価値観が合わない」が最多

離婚を考えたことがある既婚女性1805人に対して、「離婚したいと思ったきっかけ」を複数選択形式で回答してもらった(複数選択形式のため回答合計件数は1805件を超える)。

離婚したいと思ったきっかけとして最も多いのは「性格・価値観が合わない」となり、裁判所が発表した離婚原因の1位「性格の不一致」と同様の結果となった。

また「夫の家族や親族との折り合いが悪い」といった、当事者以外を原因として離婚をしたいと思うケースが一定数あるようだ。

■6割以上が離婚を本気では考えていない

離婚を考えたことがある既婚女性1805人に対して、「離婚に対する本気度を教えてください」と質問したところ、「離婚する気は全くない」、「本気では考えていない」と回答した人は64.2%となり、離婚に対して消極的であることがわかった。

一方で、「離婚の意志は固まっているが行動に移せていない」、「すでに離婚の話を進めている」と回答した人は15.9%となり、離婚を考えたことがある女性の中で、6人に1人は本気で離婚したいと考えていることがわかる。

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