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「リアタイ」ってどういう意味?覚えておきたい言葉の意味と使い方

2024.02.15

「ワンチャン」「陰キャ」「陽キャ」のように若者言葉やネットスラングには略語のかたちで使われる言葉が少なくない。「リアタイ」もそんな言葉の一つだ。SNSなどのインターネット上で「リアタイする」という表現を見かけても、言葉の意味や語源などがよくわからない人も多いはず。

そこで本記事では、「リアタイ」の意味と語源、正しい使い方、現代ならではの「リアタイ」が持っている価値について解説する。

「リアタイ」とはどんな意味?

「リアタイ」とは、「リアルタイム」を略した言葉だ。英語の「real time」は、即時、同時、実時間の意味を持ち、その時間に(同時に)何かを実行することを指す。

■主にテレビ、ラジオ、動画配信の視聴で使われる「リアタイ」

「リアタイ」は、主にテレビやラジオの番組、インターネットの動画配信などを放送時点で視聴することを指す。別名を「リアルタイム視聴(リアタイ視聴)」とも言い、これに対して、録画やアーカイブを利用して自分に都合の良い時間に視聴することを「タイムシフト視聴(タイシフ視聴)」と言う。

■「リアタイ」だからこその価値もある

「リアタイ(視聴)」は、主にテレビのスポーツ・アニメ・映画などのエンタメコンテンツで行なわれる。今現在、起きている出来事を即時で知ることができる点がリアタイの価値だ。

また、人によってはリアタイ視聴の最中に感想をSNSで発信することにより、他のファンと情報を共有して連帯感を抱く楽しみ方をするケースもある。「リアタイ」とは、コンテンツのデジタル化が進み、「タイムシフト視聴」が容易になった時代ならではの、実時間の楽しみ方と言えるだろう。

■「リアタイ」は死語?意外に古い言葉の歴史

「リアタイ」がはじめに登場したのは、スマートフォンが登場する前の2000年代初頭と言われる。携帯サイトの機能の一つである「リアルタイム」(コンテンツの即時作成・投稿機能)の略で、現在の「リアタイ」とは意味が異なる。

今と同じ意味の「リアタイ」が使われだしたのは、2010年頃からと言われており、2016年のギャル流行語大賞では4位に「リアタイ」がランクインしている。

発生から二十年以上、現在の意味でも十年以上続く寿命の長い言葉だが、使わない層もいるため「死語」「古い」と思われそうな場面では使用を避けると良いだろう。

「リアタイ」の使い方・関連用語

「リアタイ」はインターネットを中心に使われる言葉だ。ネットスラングの一種であるため、普段使っていない場合は無理に使い方を覚える必要はないが、意味を知っておくと、SNSなどでの他者の投稿内容を理解しやすくなるだろう。

■リアタイを使った例文

リアタイの語源である「リアルタイム」は名詞だが、リアタイの場合は、「リアタイで見る/聞く/参加する」のように名詞として使われるほかに、「リアタイする」といった動詞的な使い方をする場合がある。

・サッカーの試合をリアタイで観戦する。

・気になるアニメがあるけど、リアタイは難しそうだ。

■リアタイ勢とは

「リアタイ勢」とは、リアタイをする人々のこと。基本的には複数を指す言葉だが、自分一人で「◯◯」というテレビ番組をリアタイするような場合でも「自分、◯◯のリアタイ勢なんで」のように表現する場合がある。

ゲームにも波及している「リアタイ」

元々は、テレビ番組や動画のライブ配信について言うことが多い「リアタイ」だが、オンラインゲームやゲームアプリの普及により、ゲームでもリアタイによるプレイが増えている。

■プロスピAの「リアタイ」とは?

プロスピA(プロスピエース)とは、コナミデジタルエンタテインメントが制作したスマートフォン専用のプロ野球ゲーム「プロ野球スピリッツA(プロやきゅうスピリッツエース)」のこと。他のプレイヤーとリアルタイムでのオンライン対戦が可能なため、このリアルタイム対戦のことを「リアタイ」と呼ぶ。

「リアタイ」を英語で言うと?

ゲームやアニメ、スポーツなど自分の好きなコンテンツについて海外の相手と話す機会も多いだろう。「リアタイ」のニュアンスを上手く伝える英語表現を知っておくと、楽しさを共有しやすくなるはずだ。

■「リアタイ」の英語表現

リアタイの語源である「リアルタイム」は、英語でもそのまま「real time」で通用する。「サッカーの試合をリアルタイムで見た」と言いたい場合は、「I saw the soccer game in real time」となる。ただし、より口語的な表現として「live」が使われるケースも多く、テレビの生中継やその場にいて鑑賞・観戦したものについては「in real time」の代わりに「live」を使うと自然だ。

※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。

文/編集部

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