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何でもない日常への感謝をテーマにしたシニアソムリエのおすすめワイン6選

2024.02.03

中華やエスニックなど守備範囲の広さを誇るロゼワイン!
社長はガンベロ・ロッソ誌で「最優秀ブドウ栽培者賞」を受賞

3. チロ・ロザート 2022(ロゼワイン)

生産地:イタリア/カラブリア
生産者:リブランディ
ぶどう品種:ガリオッポ100%
味わい:辛口

リブランディ社は1953年創業。カラブリア州ターラント湾南側の岬、イオニア海に面した小さな街、チロ・マリーナに位置します。素晴らしい粘土質の土壌と昼夜の寒暖差をもたらすイオニア海とシーラ山地の間という地形に恵まれ“エノトリア・テルス”(ワインの大地)と称えられたほどブドウ栽培に最適な土地です。

リブランディ家はこの地で4代に渡りブドウを栽培し、「ワインを通じてカラブリア州が持つ豊かな土地、歴史、文化を伝えたい」と土着品種から造られたワインの魅力を伝え続けています。

ガリオッポ種から作られたチロ・ロザートは、ストロベリーの香りなど繊細なアロマが楽しめる、若飲みタイプのロゼワインです。イタリア料理はもちろん、中華やエスニック料理にも抜群に合い、全世界で愛されている、フルーティなワインです。

※2022年ヴィンテージ サクラ・ジャパン・ウイメンズ・ワイン・アワード ゴールド受賞(2023年版)

サンテミリオンのグラン・クリュ・クラッセAに格付けされている
シャトー・オーゾンヌの栽培責任者が設立したシャトー!

4. シャトー・ヴァルドロック 2014(赤ワイン)

生産地:フランス / ボルドー
生産者:シャトー・ヴァルドロック
ぶどう品種:メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン10%
味わい:ミディアム~フルボディ

シャトーヴァルドロックは、2008年にサンテミリオンのグランクリュクラッセAに格付けされているシャトーオーゾンヌの栽培責任者ローランヴァレにより、リブルヌの北西に位置するサンシエダブザックに設立されました。

畑面積は6ha、粘土石灰質土壌、平均樹齢は30年です。自然環境を尊重した葡萄栽培を行っています。

タンクで30日間発酵させます。熟成には、全体の1/3に樽を使用しています。2014年のボルドーはブドウの出来がとても良い年。ボルドーらしいエレガントさを備えながら、スムーズで親しみやすい味わいに仕上がっています。

まみちゃんワインワンポイント講座「サンテミリオン」について

レストランのメニューなどでサンテミリオンという言葉を聞いたことがある方は多いと思います。サンテミリオンはフランス・ボルドー地方の産地の一つで、ボルドーで最も歴史があり、ワイン造りはローマ時代からスタート、ボルドーで最も早くワインが輸出されたことでも有名です。

場所は5大シャトーで有名なメドック地区とは川を挟んで反対側のいわゆる「ボルドー右岸エリア」と呼ばれる地域にあります。大西洋に近いため温暖ですが、ボルドー地方の中でも内陸に位置しているためメドック地区よりも昼夜の寒暖差が大きくなり、美味しいワインができるのです。

また、メドック地区は土壌が砂利質が多く、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に色が濃く、渋みの骨格のしっかりしたワインが造られ、サンテミリオンは粘土石灰質が多く、メルローを主体に、フルボディながらなめらかで優しい味わいのワインになるのが特徴です。

ヴェルサイユ宮殿を作った、ワイン通の太陽王ルイ 14 世は、サンテミリオンの赤ワインを「サンテミリオンは神々の蜜」と高く評価したほどです。

さて、いよいよ海外旅行ができるようになってきたので、ぜひサンテミリオンにも行ってみてください。街並みは大変美しく、ワイン産地として初めて世界遺産に登録されています。フランスからスペインに続く巡礼の道、「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」の中継地でもありますし、そうそう、だからボルドーには、サン=saint=聖、の文字が名前になっている場所も多いし、古い教会も多いんです。

ということで、サンテミリオンは人口はわずか2,000人程度ですが、世界中から年間約50万人が訪れる観光名所ともなっています。

今回紹介したシャトー・ヴァルドロック 2014はグラン・クリュ・クラッセAに格付けされている通り、サンテミリオンにはメドック地区のように格付け制度があります。格付けは

プルミエ・グラン・クリュ・クラッセA:第一特別級A
プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB:第一特別級B
グラン・クリュ・クラッセ:特別級

3つの階層に分かれており、約10年ごとに格付けの見直しが行われます。こうした新たな見直しの結果、新たなシャトーが誕生したり、買収や改革によって生まれ変わったシャトーが数多く誕生するなど、進化しながら、全体の質の高さが保たれていると言われています。

格付けに囚われず、おいしさを追求して導き出された
独自のブレンドが織りなす圧倒的な味わい!

5. エディツィオーネ・プリヴァータ 2021(赤ワイン)

生産地:イタリア/プーリア
生産者:トッレ・ジャコモ
ぶどう品種:モンテプルチアーノ50%、メルロー30%、ネーロ・ディ・トロイア20%
味わい:フルボディ

トッレ・ジャコモはプーリア州北部にあり、現在は2代目が高品質のワインを生産しています。ワイナリーは最高の技術と専門的な管理を行っており、ブドウ畑は、プーリア州の北部に60ha所有。さまざまな敷地に分散しており、石灰質や砂質の土壌で、いくつかの品種を栽培しています。

家族経営のワイナリーで、商品を自分たちの大切な家族のように扱っています。体と心の両方に良い影響を与えるワインを作っており、古典的なワインメーカーの経験と革新を組み合わせています。

エディツィオーネ・プリヴァータは、数あるイタリアワインの中でも、飛びぬけたクオリティとコストパフォーマンスを誇ります。

チェリー、ブルーベリー、チョコレートと熟した黒果実のアロマ。オークが溶け込んだジューシーで滑らかな味わい。とてもバランスが良く、複雑さがあります。フルーティーで長い余韻が楽しめます。

コート・デュ・ローヌのブドウ品種をポルトガルの
アレンテージョの地で父へのトリビュートワイン!

6. ルイ・レグインガ トリビュート 2020(赤ワイン)

生産地:ポルトガル/アレンテージョ
生産者:ルイ・レグインガ
ぶどう品種:シラー85%、グルナッシュ10%、ヴィオニエ5%
味わい:フルボディ

ルイ・レグインガは、ポルトガルを代表するワインメーカ―であり、2000年からは自社のワイナリーを有する生産者でもあります。現在はポルトガル本土だけではなく、マデイラ島や海外ではオーストリア、ブラジル、アルゼンチン、スリランカのワイナリーでコンサルタントを行っています。

ルイはキンタ・ドス・ロケスで同社のワインの品質を更に向上させたワインメーカーとしても著名。彼が自らのワイナリーを立ち上げたアレンテージョ東北端のポルタレグアは標高600mの地にあります。アレンテージョでも最も注目を浴びる地域と、辣腕ワインメーカーとのコラボはアレンテージョワインの新たな時代の幕開けを告げるようです。

リスボンから100km程遡ったテージョ川左岸のCharneca de Almeirim(チャネルカ アルメイリム)はルイ・レグインガの故郷。その地に父から引き継いだ僅か1haの畑から年間2000本のワインを造り出しています。トリビュートのプロジェクトは、2001年に小さな丸石に覆われた畑にローヌ品種を植樹してはじめられました。

このワインはプロジェクトの結果を見ることが出来なかった彼の父へのトリビュートワインでもあります。緻密なタンニンが絹のように滑らかに広がっていくエレガントで余韻の長い味わいが特徴です。

以上がまみちゃんお薦めの厳選6本です。価格はお店によっても異なりますが、ワインデマミでは6本をセットで ¥15000(税込み・送料別)で販売しています。商品販売に関するお問い合わせはお電話かSNSを通してメールでご連絡ください。必ずご返信いたします。

2024年も「ワインデマミはいつも面白そう、楽しそう」とちょっと寄っていただけるように、いろいろな企画を考えています。もしご紹介したい人やものがございましたら、ぜひご相談ください。2月18日(日)は「ワインデマミ大試飲会」をホテル・テラスザガーデン水戸にて開催予定です。健康で美味しくワインを飲めることに感謝して、みなさまの笑顔と幸せと健康に、乾杯!

Wine des Mami(ワインデマミ)代表取締役 植田真未

平成30年度 優良経営食料品小売店等表彰事業最優秀賞 農林水産大臣賞 受賞 (茨城県初、ワインショップとして日本唯一)
日本ソムリエ協会前茨城支部長、日本ソムリエ協会認定シニアソムリエ、ワインインストラクター、利き酒師、マスター・オブ・チーズ、パーティーコーディネーター、インターナショナルバーテンダーの資格を取得。WebやFacebookなどでワインを楽しむイベントなどを随時開催中。

Wine des Mami(ワインデマミ)オフィシャルサイト
所在地: 〒310-0026 茨城県水戸市泉町2丁目2-42(8月末まで)
電話029-224-4301
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文/植田真未・柿川鮎子

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