インテリア好きの間で人気の「アロマストーン」をご存じですか?
火や電気不要で使うことができ、アロマオイルの芳香がほんのり広がるのが特徴です。エコで置き場所を選ばないインテリアとして近年トレンドになっています。
アロマストーンとは?加熱式ディフューザーやお香との違い
アロマストーンは、アロマを楽しむ目的で作られた石のオブジェのことです。
ストーンに直接好きな香りのエッセンシャルオイルやアロマオイルを数的垂らし、染み込ませて使います。
石から水分が蒸発する自然現象を利用しているため、加熱式アロマディフューザーやお香と違って火や電気などのエネルギーがいりません。空間に置いておくだけでほのかな香りを楽しめる手軽さがあり、エコでさりげないアロマインテリアとして近年人気を集めています。
時間をかけてゆっくり香りが広がるので、強い芳香が苦手な人にもおすすめ。ただし、香りの拡散力はあまりなく、加熱式ディフューザーやお香ほど広い範囲で芳香を感じることはできません。アロマストーンは、トイレや枕元など電源を確保できないようなちょっとした小さな空間でアロマを楽しむのに向いています。
市販品には置き型やハンギング型など様々な形のものがありますが、実は素材は概ね共通で、主に石膏や素焼きなど揮発性の高い素材が使われています。
今回は、同じような特性を持つ「石粉粘土」と呼ばれる粘土を使ったアロマストーンの作り方をご紹介します。
ダイソーの石粉粘土で天然石風「アロマストーン」を作ってみた
石粉粘土は紙粘土に比べて密度が高く、乾燥後も加工がしやすいことや、石のような風合いに仕上がることなどが特徴です。
基本的に石粉粘土さえあればアロマストーンを作ることはできますが、天然石風に色をつけたり、成形したい場合は以下のような道具を用意しましょう。
【材料・道具】
● 石粉粘土
● 下に敷くもの(粘土板、まな板シート、クッキングシートなど)
● 形を整えるもの(粘土ヘラ、竹串、抜き型など)
● 色をつけるもの(アクリル絵の具、ポスカ、油性マジックなど)
● 水入れと水(粘土が乾燥してしまうときに使います)
今回使用した石粉粘土はダイソーで税込110円で購入、粘土ヘラやまな板シートもダイソーです。アクリル絵の具は私物ですが、ダイソーや他の100円ショップでも販売していることが多いです。