2024年1月から新NISAがスタートした。新しいことを始めるのに最適な元日に資産形成をバックアップする体制が整ったということで、新年を迎えるにあたり、お金や資産形成に関する今年一年の目標を立てたという人もいるのではないだろうか?
バイアンドホールドはこのほど、ミレニアル世代である26歳~42歳の男女2,942人を対象に「資産形成に関するする新年の目標」に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。
49%が「目標や何らかの考え」を持っていることが明らかに
はじめに、回答者全員に「新年を迎えるにあたり資産形成に関する目標を立てましたか」と質問したところ、「目標を立てた」が16%、「目標というほどではないが漠然とした考えはある」が33%、「目標も漠然とした考えもない」が51%となった。
「目標を立てた」と「目標というほどではないが漠然とした考えはある」の合計は49%となり、約半数の人が資産形成に関する「目標や何らかの考え」を持っていることが明らかになった。
月々に資産形成に回す金額は54%が「5万円未満」
次に、「目標を立てた」と「目標というほどではないが漠然とした考えはある」と回答した1,450人に対し「今年は月給からどのくらいの金額を資産形成のために回したいと思いますか」と尋ねたところ、「1万円~3万円未満」が24%で最多となった。
次いで「3万円~5万円未満」が19%となり、以下「未定」(12%)、「1万円未満」(11%)、「5万円~7万円未満」(10%)が続いた。過半数の54%が「5万円未満」と回答したことがわかった。
年間で資産形成に回す金額は「10万円~30万円未満」が最多
続いて、1,450人に対し「今年はボーナスも含め年間ではどのくらいの金額を資産形成のために回したいと思いますか」と質問。「10万円~30万円未満」と「未定」がともに17%でトップとなった。
以下、「10万円未満」と「30万円~50万円未満」が13%、「70万円~100万円未満」(11%)、「100万円~150万円未満」(10%)と続いた。
お金を回す先として預金志向の高さが明らかに
さらに、「目標を立てた」と「目標というほどではないが漠然とした考えはある」と回答した1,450人に「資産形成のためにどのような商品にお金を回したいと思いますか」と質問した。
その結果、「普通預金」が49%で最多となり、以下「投資信託」が41%、「株」が31%、「定期預金」が22%と続いた。ミレニアル世代においても預金志向の高さが明らかになった。
約7割が新NISAの利用に前向き
最後に、1,450人に「資産形成のために新NISA制度を利用しますか」と尋ねた。その結果「すでにNISA口座を利用している」が40%でトップ。以下「今後、NISA口座を開設し、利用したい」が18%、「NISA口座を開設するつもりはない」が16%で続いた。
全体としてみると、新NISAの利用に前向きと考えられる回答(「すでにNISA口座を利用している」、「今後、NISA口座を開設し、利用したい」、「すでにNISA口座を開設し利用していなかったが、今後は利用したい」)の合計が約7割の68%となった。
<調査概要>
調査期間:2024年1月5日~22日
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:26歳~42歳、男女
サンプル数:2,942人
調査会社:アイブリッジ株式会社
※調査結果は小数第一位で四捨五入しているため合計が100にならない場合がある。
出典元:株式会社バイアンドホールド
構成/こじへい