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レクサスの新型コンパクトSUV「LBX」は「ヤリス クロス」とどれくらい違うのか?

2024.01.31

クロスオーバーモデル、SUVブーム真っ盛りの今、レクサスから新しいコンパクトクロスオーバーSUVが登場した。それがレクサスLBX(Lexus Breakthrough X/cross-over)だ。高級車の概念を変えるサイズのヒエラルキーを超えた次世代LEXUSモデルであり、また、新しいコンパクトラグジュアリーカー、レクサスのカジュアルスニーカーとも説明される。

ベースとなっているヤリスクロスとは似て非なる完成度

ベースとなっているクロスオーバーSUVは、トヨタのGA-Bプラットフォームや3気筒1.5Lエンジン、基本パッケージなどを共用するトヨタ・ヤリスクロスだ。

しかし、スニーカーといってもそれは高級なブランドスニーカーを指し、レクサスクォリティ、レクサスのスパイスを全身にまとっていることは間違いないところ。ボリウム感あるリヤフェンダーに象徴される全幅1825mmのダイナミックなエクステリアデザイン(ヤリスクロスの全幅は1765mm)、プラットフォームやHVシステムのレクサス専用化、そしてもちろんインテリアのレクサス化などが見て取れる。

具体的には、前ストラット、後トーションビームのサスペンション形式こそヤリスクロス同様だが、ホイールベースはヤリスクロスの2560mmから2580mmに。前後トレッドもヤリスクロス(Z)の前後1525mmから前後1570mmに拡大。パワーユニットはガソリン車もあるヤリスクロスに対してHVのみの設定になり、3気筒1.5Lエンジンこそ91ps、12.2kg-mとまったく同じながら、モーターはヤリスクロスの前80ps、14.4kg-m、後5.3ps、5.3kg-mから前94ps、18.9kg-m、後6.0ps、5.3kg-mに増強されている。システム出力はヤリスクロスHVの116psに対してLBXは136psに達する。

タイヤサイズはヤリスクロスの205/65R16または215/50R18から225/55R18に統一。最低地上高は170mmとヤリスクロスと同じだが、なんと最小回転半径はヤリスクロスの5.3mから5.2mへと縮小。より小回りが効くようになっている。

車重はヤリスクロスのZ FFグレードの1190kg、Z 4WDグレードの1270kgに対して、レクサスLBXはCOOL FFグレードが1310kg、COOL 4WDグレードが1390kgとなり、駆動方式にかかわらず120kg重くなっている。が、WLTCモード燃費はFFの場合27.7km/LとヤリスクロスZの27.8km/Lと変わらず、4WDでは26.2km/Lとなり、ヤリスクロスZの26.0km/Lを上回る数値、燃費の良さを実現しているのだ。

静粛性についても特筆すべき性能

レクサスと言えば、初代トヨタ・セレシオ(国内仕様名/海外では初代からLSを名乗る)の衝撃が示すように、静粛性についても特筆すべき性能を持っている車種がほとんどだが(スポーツモデルを除く)、このLBXでも分厚く、遮音、吸音効果に優れたフロアカーペットがフロアにびっしりと敷かれているのはもちろん、目に見えない部分でもレクサス化されている。まず、3気筒エンジンはそのネガである低い周波数のノイズによってエンジンがうるさく感じられるのだが、その元凶となる振動を抑えるためバランサーシャフトを追加。とくに走り出しのエンジン振動が抑えられるという。

さらに吸排気系のノイズを低減するため、クラス上のレクサスUX並みのマフラーサイズを用いて解決。そして車内の静粛性を高める肝となるフロア振動については、高減衰構造接着剤の多用などでフロアパネルを補強。レクサスのスパイスは、そのように多岐に渡り、言い換えれば、ヤリスクロスとは別物、別次元のクルマに仕立てられていることになる。それはそうである。価格はLBX COOL FFが460万円。ヤリスクロスZ FFが280万9000円と、約180万円もの差があるのだから(装備差を考慮すれば価格差は縮まるが)。

レクサスブランドの新しいコンパクトラグジュアリーカー、カジュアルスニーカーとして開発されたLBXはパッケージ面にも手が入っている。走りの軽快感、一体感を重視するため、前席のシート位置を15mm低めるとともに、ステアリング角度を+27度に立て、24.6mm後方にセット。オルガン式となるアクセルペダルも11.2度立てている。結果、後席に座った時のニースペースは、前席の背もたれ角度と15mm低まった位置によって-4mmとなる(頭上方向、ヒール段差はヤリスクロスと同一)。とはいえ、後席ニースペースの-4mmはほとんど誤差の範囲と言って良く、実際に後席に座ってもヤリスクロスより狭くなった印象はまったく受けない。

ラゲッジスペースは、ヤリスクロスに対してホイールベースが20mm長く、全長が10mm長くなったにもかかわらず、フロア奥行はヤリスクロス比-40mmとなっている(高さ方向と幅はヤリスクロスと同じ)。これはリヤオーバーハングを短くすることで得られるダイナミックなスタイリング、プロポーションの実現のためだという。

そんなレクサスLBXはコンパクトでも高級感、上質感、特別感あるクロスオーバーSUVを探していたユーザーに間違いなく刺さる、レクサスの世界観を湛え、凝縮した1台。その公道試乗記、ヤリスクロスとの走りの違いについては、改めて報告させていただきたい。乗り心地、静粛性のレクサスらしさに加え、ほかにも特筆ものの感動すべき点があったのである。

文/青山尚暉
写真/レクサス 青山尚暉


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