ダブルケアで最も負担に感じることは「精神的負担」
図6 図7
全回答者(1000名)に、子育てと親・義理の親のケア(見守り・世話・援助・介護・介助)とが同時期に重なったとき、負担に感じている(いた)ことを聞いたところ、「精神的負担」(55.2%)が最も高く、以下「家事の負担」(31.4%)、「体力的負担」(30.7%)、「仕事との両立」(29.5%)、「経済的負担」(25.2%)が続いた。
男女別にみると、「精神的負担」(男性49.2%、女性61.2%)や「家事の負担」(男性25.0%、女性37.8%)、「体力的負担」(男性22.8%、女性38.6%)、「子どもの世話を十分にできない」(男性15.0%、女性26.4%)は、男性と比べて女性のほうが10ポイント以上高くなっている。(図6)
年代別にみると、「家事の負担」(30代26.2%、40代31.7%、50代36.2%)や「体力的負担」(30代22.6%、40代29.6%、50代39.8%)、「仕事との両立」(30代20.8%、40代31.4%、50代36.2%)は年代が上がるほど高くなっている。また、「経済的負担」は30代(18.1%)と比べて40代(29.0%)と50代(28.4%)が高い。(図7)
調査概要
調査タイトル/ダブルケア(子育てと介護の同時進行)に関する調査2024
調査対象/ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする、学生以下の子ども(自身が世話をしている子どもを含む)を持つダブルケアに現在直面している、もしくは過去に経験した30〜59歳の男女
調査期間/2023年10月2日〜10月6日
調査方法/インターネット調査
調査地域/全国
有効回答数/1000サンプル(男性500、女性500):ダブルケアに 現在直面している人717、ダブルケアを 過去に経験した人283
調査協力会社/ネットエイジア
出典/ソニー生命調べ
関連情報
https://www.sonylife.co.jp/company/news/2023/files/240125_newsletter.pdf
構成/清水眞希