TOPICS4:老後の生活に備えた取り組みを実施している、もしくは実施意向ありは90%。取り組みの開始時期は平均48歳
老後の生活に備えた取り組みについて、実施している、もしくは実施の意向があると回答した人は90%だった。内訳は、実際に「備えをしている」が31%、「備えをしたいが何もしていない」が59%となった。性年代別に見ると、高年代において「備えをしている」が高い傾向が見られた。特に男性60代が50%と高い。
また、備え意向がある方に取り組み開始時期を聴取したところ、平均値は48歳だった。男女ともに年代が高くなるほど、取り組み開始の年齢が高かった。
▼老後生活に備えた取り組みの実施(%)(全体n=1,000)
▼老後生活に備えた取り組みの開始時期(%)※老後に備えた取り組みの実施者もしくは意向者
TOPICS5:老後の備えは資産構築が85%で最も高い。目標額は1,000万円以上が約50%
老後の生活に備えて取り組んでいる内容は、「貯蓄や投資など資産構築」が85%で突出して高い。性年代別に見ると、「定期的な健康診断や定期検診など」は男女ともに年代が高い層、「脳のトレーニング」は女性60代が高くなっていた。
「貯蓄や投資など資産構築」について、具体的に取り組んでいる手段と目標額を聴取した。具体的な手段では、「預貯金」が84%で最も高く、次いで「投資信託」「定期預貯金」がともに43%だった。
また、目標額は「3,000万円以上」が20%で最も高く、以下「2,000万円以上3,000万円未満(16%)」「1,000万円以上2,000万円未満(15%)」が続いており、合わせると「1,000万円以上」で50%以上となった。
▼老後生活に備えた取り組み内容 ※複数回答(%)※老後に備えた取り組みの実施者
▼老後に備えた資産構築に関する取り組み内容 ※複数回答(%)※貯蓄や投資など資産構築実施者
▼老後に備えた資産構築の目標額(%)(全体n=1,000)
<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年11月14日~11月20日
パネル:「Pontaリサーチ」会員
(Ponta会員で「Pontaリサーチ」の会員登録をしていただいている方)
有効回答数:1,000名
※本調査は「年齢:20歳~69歳」を対象に実施
※総務省「人口推計(2023年10月概算値)」の性年代別人口構成比を基にウエイトバック集計を実施
※調査結果は小数点第1位を四捨五入している
構成/こじへい