4年ぶりに規制が解除され、人流が増えた2024年の年末年始。久しぶりの団らんで、食生活のリズムが乱れ、体形が気になるようになってきたという人もいるのでは。
そこで、注目度が高まっているMCT(中鎖脂肪酸:Medium Chain Triglyceride)の健康価値や日常生活での取り入れ方を広く発信しているMCTプラス・コンソーシアムでは、全国の10代~60代の男女1200人を対象に「全国1,200人へ体形にまつわる意識調査『2024年はどうしたい?』」を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
今年こそは「理想の体形に近づきたい・維持したい」が約8割
2024年の抱負を尋ねたところ、「一年を通して健康でいたい」が88.1%で第1位となり、趣味(81.6%)・貯金(78.8%)・食(77.3%)と続く結果となった。
第5位には、「理想の体形に近づきたい・維持したい」(76.0%)が挙がり、行動制限が長らく続いていたことで、社会的な関心が高まっている「旅行」(64.0%)よりも、健康重視の傾向が推察できる。
新型コロナウイルスが猛威を振るっていたころは「コロナ太り」が注意されていたが、5類感染症に移行されたことをうけて、「今年こそは」という思いで健康や体形改善・維持に対する抱負を掲げる人が多いことが示唆された。
■体形の改善・維持の抱負を掲げつつも、2人に1人がスタートから苦戦
今年こそは「理想の体形に近づきたい・維持したい」と回答した人のうち、食生活の乱れや正月太りの実態を質問したところ、約2人に1人が正月に食生活が乱れ、正月太りをしてしまったことが明らかになった。
「今年こそは!」と抱負を掲げつつも、美味しい食べ物を食べる機会が多い正月につい食べ過ぎてしまい、年始から抱負の実践に苦戦してしまっている人が多いことが考えられる。
■正月太り解消の目標は「3か月以内」が約9割。しかし、計画立案が完了しているのは約2割
正月太りした人は、いつまでに正月太りを解消したいのか、目安とする期間を質問した。
その結果、1か月以内が66.5%と最多で、次いで3か月以内が25.1%となり、約9割の人が3か月以内に解消したいと回答。正月太りを長引かせたくない様子が見えてくる。
一方で、解消のための計画を立てられているかを質問したところ、なんと計画が完了している人は、わずか2割という結果に。解消したいという気持ちがありつつも、まだ現実に向き合えず動き出せていない人が多いことが明らかになった。
■体形の曲がり角は30代?若者世代よりもミドル世代が自分のカラダに不満足
次に、体形についての満足度を聞いたところ、30代~50代は他の年代と比べて体形に満足していない人が多いことがわかった。
若年層のほうが体形を気にしているイメージがある一方で、一番満足していないのは40代(74.0%)だった。30代から満足していない人が増えることから、30代は体形の曲がり角で「太りやすく、痩せにくくなった」と感じ始めているのかもしれない。
■約9割が「食を楽しみながら体形は改善・維持したい」
今年こそは「理想の体形に近づきたい・維持したい」と回答しながらも「食を楽しみたい」とも回答した人の割合を調べたところ、なんと約9割の人が両方を抱負に掲げていた。
ほとんどの人が「食を楽しみながらも、体形は改善・維持したい」という究極のジレンマを抱えており、「美味しさ」と「健康」を両立させる方法を生活者が求めていることが示唆された。