ヤマハの24型電動アシスト自転車「PAS CITY-V」に約30%アップした大容量バッテリーを採用した2024年モデルが登場
2024.01.23ヤマハ発動機は、24型電動アシスト自転車「PAS CITY-V」の2024年モデルを2月20日に発売する。価格は156,200円。カラーはディープグリーン(新色)、ミラーシルバー、マットアンバー2の3色を用意する。
容量が約30%アップした15.8Ahバッテリーを採用!
「PAS CITY-V」は、レトロでスタイリッシュなデザインと本格的な走行性能、バランスの良いサイズ感が特徴の24型電動アシスト自転車。直線的なV型フレームと砲弾型バッテリーランプ、レザーテイストのグリップ/サドルなどによるレトロスポーティなデザインを採用し、登坂時などの高回転ペダリング時でものびやかで快適な乗り心地(アシストフィーリング)と、坂道などの状況に合わせて自動でアシスト力を制御する「スマートパワーモード」を搭載。
また、24型タイヤと内装5段変速機の組み合わせや、優れた制動力を発揮するVブレーキ(前輪)により、通勤や街乗りなどで使いやすい走行性能を実現している。
2024年モデルでは、コンパクトで使いやすく進化した新型大容量バッテリーと充電器を新たに採用。バッテリーは、従来モデルに比べて、12.3Ahから15.8Ahへと容量が約30%アップ。
さらに、ハンドル部分が広くしっかり握れる形状になり、荷物を抱えたままでも持ち運びやすくなったうえ、バッテリーの向きの誤認を避ける左右非対称のデザインにすることで車体や充電器への脱着をスムーズに行なうことが可能となった。
一方、充電器は、インテリアになじむシンプルかつコンパクトなデザインを採用。従来モデルに比べ、サイズが約40%小さくなったことで、玄関などの狭いスペースでも充電できるうえ、使用しない時は立てて置くと、接地面積は通常時の半分以下になり、場所を取らずに収納することが可能だ。
主な仕様は、全長が1,765mm、全幅が575mm、サドル高が800~945mm。タイヤサイズは24×1.75HE。適応身長のめやすは154cm以上。
車両重量は22.6kg。一充電あたりの走行距離(標準パターン)は強モードで62km、スマートパワーモードで71km、オートエコモードプラスで100km(※1)。
モーター形式はブラシレスDCモーターで、定格出力は240W。変速方式はリヤハブ内装5段式。バッテリーはリチウムイオン電池で、電圧は25.2V、容量は15.8Ah(※2)。充電時間は約4.5時間(※3)。
※1 一充電あたりの走行距離は、バッテリー満充電からアシスト停止まで走行したときの走行距離の同社測定値。「標準パターン」の測定条件は以下のとおり。バッテリー新品、常温15~25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)65kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態、製造業者指定のタイヤ空気圧で、平坦路(1km)、勾配4度の上り坂(1km)を含む全長4kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速ギア・5」15km/h、上り坂「変速ギア・3」10km/h、下り坂「変速ギア・5」20km/hで走行し、1kmごとに一旦停止。
※2 容量は、Typ.容量(代表容量)として、同社が従来使用している方法で測定したバッテリー容量であり、標準パターンで走行した場合に使用できるバッテリー容量の平均値。JIS C 8711によるとTyp.容量15.8Ahのバッテリーは定格容量14.7Ahとなる。
※3 バッテリーの残量がほぼない状態から、満充電までの時間を指す。環境や条件によって充電時間が異なる場合がある。
製品情報
https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/lineup/city-v/
構成/立原尚子