日本の年間婚姻数は年々減少しており、コロナ禍ではロックダウンなどの影響によりさらに拍車がかかった。では、新型コロナウイルスが5類に移行した2023年の婚活事情はどうなったのだろう。
ナイルが運営する恋愛・婚活メディア「出会いコンパス」にて、 2023年12月26日から2024年1月2日の期間、2023年に婚活に取り組んだ20~40代の男女1,057人を対象に、婚活や恋活に関するアンケート調査を実施した。
2023年に婚活した人の63.6%が、2023年に結婚を前提に交際を開始
2023年に婚活に取り組んだ1,057人に、昨年1年間の婚活を通じて対面した人数を尋ねた結果、全体平均は3.5人であった。10人以上と対面した人は7.7%、対面には至っていない人が16.4%となっている。
2023年に婚活を通して、結婚を前提に交際を開始した割合を調べてみると、交際をスタートした人は全体の63.6%という結果に。半数以上の人が、結婚を見据え交際を開始していることが分かった。
2023年に婚活した人が婚活にかけた費用を尋ねると、平均で104,807円であった。最多は1万円未満で27.1%、次いで1万円以上5万円未満が21.7%となっており、約半数が5万円未満で婚活をしていることがわかる。
男女別で見てみると、男性の平均117,041円、女性の平均94,884円という結果に。年間での婚活費用が1万円未満の割合は女性が40.4%に対し、男性は15.3%と倍以上の差が見られた。
これは、婚活サイト・アプリの料金、婚活パーティーの参加費など、男性の方が女性よりも高く設定されていることが影響していると考えられる。