食品を小分けにして冷凍するときなどに重宝する、冷凍用のフリーザーバッグ。サイズ違いやジッパー部分の構造が違うものまで幅広くダイソーで販売されている。フリーザーバッグやストックバッグと名前が違うのには理由があった。今回、5種類のジッパーバッグを紹介する。
ダイソーにあるのはジップロック風保存袋
ジッパー付きの保存袋といえばジップロックと呼びたくなるが、ジップロックは、旭化成ホームプロダクツの商標登録されているもので一般名称ではない。そのため、同じような構造をしていてもジップロックと呼ぶことができず、ジップロック風の保存袋ということになる。
ダイソーでは、フリーザーバッグ、ストックバッグなどの名前で販売され、サイズ、袋の厚さ、ジッパーの形状など、用途別にラインアップされている。
冷凍用Mサイズのジップバッグ
「フリーザーバッグM」は、その名の通り、冷凍用の保存袋だ。
サイズは、22cm×18cmと、食材を冷凍保存するときに、出番が多そうなサイズ感。
ジッパー部分もしっかり密着し、厚みが0.07mmあるため、冷凍保存した場合に食品の乾燥や冷凍焼けを防いで、風味を保ちやすい。ここが結構重要だ。
スーパーで購入した肉類をそのままビニール袋などにいれて冷凍すると、端が冷凍焼けして風味が損なわれる。料理研究家からも、この絶妙の厚さで冷凍焼けを防いでくれるから、ぜひ使いましょうとアドバイスをもらったことがある。プロのお墨付きの保存方法だ。
サイズがわかりやすいよう鶏もも肉を1枚入れてみた。まだ、余裕があるため、2枚重ねて入れることもできそうだ。
冷凍焼けしないとはいえ、過信は禁物。冷凍保存も当然だが永遠ではないため、何日に冷凍したものかがわかると安心だ。日付や内容を書き込めるメモ欄があり、メモしておくと、冷凍庫の整理をするときにもわかりやすい。
厚手のため冷凍した食品を袋ごと電子レンジで解凍することも可能だ。このとき袋の口を少しだけ開けておくことを忘れないように注意しよう。
また、自然解凍や袋のまま流水で解凍することもできるため、中に入れた食材に合わせて解凍方法を選ぶことができ快適だ。
■商品詳細
商品:フリーザーバッグM(25枚)
価格:110円(消費税込み)
原産国:中国
材質:ポリエチレン
サイズ:22cm×18cm 厚み0.07mm
商品URL:https://jp.daisonet.com/products/4549131591613
マチ付きWチャックのフリーザーバッグ
ジッパータイプのフリーザーバッグは、手軽に開け閉めでき便利だが、しっかり閉じておきたいときはダブルチャックだとより安心できる。「フリーザーバッグ(ダブルチャック付、マチ付、S、)」は、ジッパー部分がダブルになっている。
Sサイズのため16cm×11.5cmとコンパクトサイズだ。小分けにして冷凍するときによさそう。
ダブルチャックのため、しっかり密封でき鮮度をキープしてくれる。チャックがダブルになることで、かなりしっかり閉められることが実感できる。
こちらはマチが付いているため、縦横のサイズ以上にたっぷり入る。フリーザーバッグなのだから、冷凍したい食品を入れようと考えるが、0.07mmの厚さもあり、小物の整理にも役立つ。筆者は、溜まりがちなヘアケアやスキンケアのサンプルサシェを入れてみた。
サンプルのサシェは端がとがっているため、ナイロン袋を破って出てきてしまうことがあったが、程よい厚さがあり、ぴったりだった。
品目、日付、メモの記入欄があり、ヘアケアとスキンケアを分けるなど仕分けするときにも便利だ。
■商品詳細
商品:フリーザーバッグ(Wチャック付、マチ付、S、20枚)
価格:110円(消費税込み)
原産国:ベトナム
材質:ポリエチレン
サイズ:16cm×11.5cm 厚み0.07mm
商品URL:https://jp.daisonet.com/products/4550480315102
シンプルなフリーザーバッグ
「フリーザーバッグS」は、もっともシンプルな冷凍保存用。こちらも小分け用として便利なサイズだ。
16cm×14cmとダブルチャックのタイプより多少チャック下のサイズが大きめ。マチなしのため、収納できる容量はこちらの方がコンパクトだ。
チャック部分が、片方がブルーで、もう片方がクリアになっているため、チャックを閉じるときの目印になる。こちらも厚みが0.07mmあり、冷凍保存できるが電子レンジの使用は不可のため気をつけたい。
■商品詳細
商品:フリーザーバッグ(チャック付、S、20枚)
価格:110円(消費税込み)
原産国:ベトナム
材質:ポリエチレン
サイズ:16cm×14cm 厚み0.07mm
商品URL:https://jp.daisonet.com/products/4550480315263