PFUは、業務用イメージスキャナー「fiシリーズ」のフラッグシップモデルとして、ADFタイプのA3高速機「RICOH fi-8950」「RICOH fi-8930」「RICOH fi-8820」を販売開始した。
トラブルを予測して未然に防ぐ「ステープル原稿検知」を搭載!
今回登場したのは、金融、公共、医療、BPO分野など様々な業種で導入されている「RICOH fi-7900」と「RICOH fi-7800」をさらに進化させた上位機種。集中入力業務に最適な高速・大容量モデルで、「fi-8950」では、毎分150枚/300面(A4横送り、カラー、200/300dpi)の高速読み取りを実現するうえ、原稿トレイには750枚もの大量原稿を一度にセットすることができる(従来比1.5倍)。
また、全機種ともに、ステープル原稿の浮きを検知して搬送停止する「ステープル原稿検知」機能を新搭載。「RICOH fi-8950」と「RICOH fi-8930」には、傾いた原稿を1枚ずつまっすぐに整えてから給紙する新機能「自動スキュー補正」も採用する。
さらに、3機種ともに、原稿の種類によってスキャン時の原稿搬送経路を切り替えることができる「デュアルパス構造」を採用し、複写伝票や2つ折り原稿の読み取りに対応する「手差し・単送モード」も用意する。
このほか、小型原稿や折り目がついた原稿の排紙も緻密に制御する「排紙制御機能」も採用。4.3インチの大型タッチパネルや、ネットワークインターフェイス(有線LAN接続)も搭載する。
価格は「RICOH fi-8950」が1,573,000円~、「RICOH fi-8930」が1,232,000円~、「RICOH fi-8820」が1,144,000円~。なお、従来機と同様に、原本の管理・照合用途でニーズの高いインプリンタをあらかじめ搭載したモデルも用意。原稿読み取り後に原稿表面に印字する表面インプリンタと原稿裏面に印字する裏面インプリンタの2種類から業務にあわせて選択できる。
関連情報
https://www.pfu.ricoh.com/fi/products/
構成/立原尚子