大切な人の旅立ちを送る機会は、予行練習や心の準備をする間もなく、ある日突然やってくる。つまり、誰しもがぶっつけ本番で初めての喪主を務めなければいけないわけだが、未経験ゆえに、あとから後悔することもあるだろう。
燦ホールディングスはこのほど、「ライフエンディングに関する意識調査」の結果を発表した。
本調査は2020年より年に1回、首都圏、近畿圏で喪主または葬儀を執り行った経験がある40~70代の男女1,000名を対象に行っており今回で4回目の調査となる。
初めて喪主または葬儀を執り行った平均年齢は「51.2歳」
「初めて喪主または、中心となって葬儀を執り行った年齢」を調べたところ、40代が297名(29%)と最も多く、以下、50代が257名(26%)、60代が188名(19%)と続き、初めて喪主を務めた平均年齢は「51.2歳」となった。調査を開始した2020年は「47.5歳」、2021年は「49.3歳」、2022年は「50.8歳」となり、調査初年度から年々平均年齢が高くなっている。
葬儀のことで知っていればよかったと後悔している人は全体の64%
「葬儀のことで、知っていればよかったと後悔していること」について尋ねたところ、「適正価格」が467名とダントツで多かった。以下、「葬儀社の選び方」(244名)、「葬儀の形式」(240名)、「葬儀の流れ」(188名)と続いた。葬儀のことで知っていればよかったと後悔している人は全体の64%に達した。