2023年の流行語にも選ばれた「蛙化現象」。蛙化現象とは、彼氏・彼女などいいなと思っている相手が取った行動に対して冷めてしまうことで、思い当たる節がある人も多かったのではないだろうか。
リンクバルが運営する恋活・婚活マッチングアプリ「CoupLink(カップリンク)」はParasolが運営する未婚男女のマーケティング研究機関『恋愛婚活ラボ』と共同で、「CoupLink」の利用ユーザー1,741人(男性:1,091人、女性:650人)を対象に「蛙化現象の経験や原因」に関する調査を実施した。
蛙化現象を経験した人は2人に1人!蛙化を経験した理由第1位は「NGに感じる行動や言動があったから」
恋活・婚活マッチングアプリ「CoupLink」を利用するユーザーに調査したところ、 蛙化現象を経験した人は半数以上もいることが分かった。
「蛙化現象を経験した理由」を調査したところ、 第1位は、「NGに感じる行動や言動があった」という結果に。
第2位は「価値観が合わなかった」、第3位は「理想と現実で、期待値によるギャップがあった」、第4位は、「外見のイメージが違った(見た目、ファッション)」であった。
第3位の「理想と現実で、期待値によるギャップがあった」理由に関連して、「理想の恋愛像に影響を与える要因」について調査したところ、 約4割の人が、「実際の恋愛経験」が理想の恋愛像に1番影響を与えていると回答。
実際の恋愛経験によって相手への理想が高まることで、現実とのギャップにがっかりする人が多いよう。
「蛙化現象を経験して、むしろ良かったと感じたことはあるか」という質問に対し、約8割が「いいえ」と回答した。好きな人に嫌悪感を抱いてしまうという面で、蛙化現象をマイナスに捉える人が多いようだ。
一方、「蛙化現象を経験して良かった」と回答した人の中には、「自分の好みや譲れないポイントが分かった」「相手の嫌なところに早めに気づけて、時間を無駄にしなくて済んだ」「人に対しての期待やハードルを低くして、根本的にもっと優しさを持とうと思えた」といったポジティブな意見もみられた。
蛙化現象について「男女別」で調査したところ、女性は、蛙化現象を経験した人が約7割にも達しているのに対し、男性は、蛙化現象を経験した人が約4割という結果に。
男性の結果と約3割もの差が開いている理由として、調査結果(蛙化現象を経験したことがある(女性:69.4%、男性:45.4%)と回答している人の中で、さらに理由を回答した人の合計値から算出)では、「NGに感じる行動や言動があった」と回答した人が、女性は「75.6%」、男性は「57.6%」いることが判明。
女性の方が恋バナをすることや、恋愛ドラマ・漫画を見ることが多いため、恋愛への期待値が高く、相手の言動に対して生理的にNGと感じることが多いと考えられる。
一方で、調査結果で「価値観が合わなかった」と回答した人は、女性よりも男性の方が多いことが分かった。価値観のズレは、異性との関係が深まってから直面することが多いため、男性は女性よりも蛙化現象の経験が少ない傾向にあるようだ。