アプリ上でプライバシーを保護する方法
アプリを使用する際にプライバシーを保護するため、アドリアヌス・ワーメンホーフェン氏が以下の対策方法を提案する。
●ダウンロードは公式ストアから行う。非公式アプリストアは、アプリが公開されダウンロード可能になる前にアプリの安全性を確認するシステムを持っているとは限らない。さらに、非公式なソースからアプリを入手することは、犯罪者により改変されるリスクもはらんでいる。
●ダウンロード前にアプリのプライバシーポリシーを読む。アプリがどのような情報をトラッキングし第三者と共有するか、確認しよう。そのプライバシー対応レベルに不安を感じるなら、別のアプリを探そう。
●データの権限設定を見直す。アプリをダウンロードすると、データへのさまざまなアクセス許可を求められる。それが理にかなっているか確認しよう。すでにアプリを手に入れていれば、許可した権限のすべてを見直し、望ましくないものや必要でないものは取り消そう。そして、あまりにも権限を要求するアプリ(特にアプリの機能に必要でない場合)は、削除することも検討しよう。カメラ、マイク、ストレージ、位置情報、連絡先リストなどへの権限については特段の注意を払う必要がある。
●位置情報に関する権限を制限する。携帯電話の位置情報サービスへのアクセスを求めるアプリがたくさんあるが、どのアプリに許可を与えたかを確実に把握しておこう。アプリによる位置情報のトラッキングは、常に許可するのではなく、アプリ使用中のみに限るのがいいだろう。
●SNSアカウントでの自動サインインはしない。SNSのアカウントでアプリにログインしている場合、アプリがそのアカウントから、またはアカウントがアプリから情報収集することが可能になる。
●使わないアプリは削除する。使われないまま画面上にずっと放置してあるアプリは何の得もないので削除しよう。たとえ使っていなくても、そのアプリが個人データを収集している可能性はある。
出典元:NordVPN
構成/こじへい